米沢りか先生の
「米沢りかの恋愛指南シリーズ」を読みました。
この漫画は、
彼氏いない歴=年齢のこじらせ系女子、早乙女可憐が
一生恋愛をしないことが参加条件の
豪邸の所有権を巡る攻防戦に参戦するハートフルコメディ漫画です。
「米沢りかの恋愛指南シリーズ」で検索して下さいね。
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米沢りかの恋愛指南シリーズ のあらすじ
この漫画の主人公である早乙女可憐は、
結婚相手はおろか
彼氏すら未だに出来ないアラサーの女性です。
可憐は最初のうちはそんな現状を笑い飛ばせていたものの、
徐々に孤独死してしまうのでは、
という不安に駆られるようになります。
持ち家さえ持っておけば
あとは食費だけ稼げばいいと考えた可憐は、
家だけは確保したいと考えるようになるのですが
その時偶然一名限りの豪邸を
プレゼントする企画を見つけます。
この企画の参加条件はただ一つ、
それが「一生独身」であることでした。
今まで恋なんてしたことがなかった可憐は楽勝だと考え、
迷うことなく応募します。
「独身なのはモテないだけ」
「好きになれる人がいないだけ」
「好きになった人に好かれなかっただけ」
「気づいたら高齢になってただけ」
という風に、
独身女性の真実をズバっと言い放つ可憐の言葉に
アラサーに突入していない私ですら
グサッと突き刺さりました…。
彼氏がいない女子にとっては
耳が痛くなる話ばかりです…。
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米沢りかの恋愛指南シリーズ のネタバレと感想
そんな可憐は無事第一次審査を突破し、
第二次審査に呼ばれるのですが、
そこには六人の男女が集められていました。
第二次審査では、
六人の男女が半年間恋愛禁止の共同生活をし、
最後まで恋愛をしなかった人のみが
豪邸を手にすることができるのです。
やはり一次審査を突破した猛者だけあって、
全員余裕だと考えるのですが、
可憐を除く周りの五人にすら
「可憐はモテない」と言われてしまい、
事実だとはいえ悔しくなった可憐は、
初めて自分から綺麗になろうと動き始めるのです。
そこで現れた可憐は別人でした!
髪色を変え、今まで履いたことのなかったヒールを履き、
一見するとモテる女に早変わりしていました!
恋をしたから綺麗になったのではなく、
周りを恋に落とすために綺麗になるなんて、
新しいなぁ、と思いました。
それだけ可憐は「モテない」とはっきりと言われたことが
悔しかったんだと思います。
綺麗になった可憐に、
3人の男性は一瞬にして心を奪われるのですが、
その中の一人、直巳という男性が可憐に近づいてきます。
「きみが一番きれいだ」
と言われ浮かれていた可憐でしたが、
実は直巳は可憐に恋をしてもらい
第二次審査から脱落してもらおうと考え、
彼女がいるにも関わらずわざと口説き落としていたことを知ります。
主人公に一生独身でいることが求められる
少女漫画なんて初めて見ました。
可憐は悔しさをバネにして綺麗になりましたが、
綺麗になったからと言って
別に恋に落ちるわけではないというところが、
何とも現実的で読んでいて心が痛くなりました。
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米沢りかの恋愛指南シリーズ まとめ
可憐のようなこじらせ系女子は一杯いると思います。
今後の展開で、ぜひ可憐には恋をしてもらって、
世の中のこじらせ系女子に希望の光を見せてほしいなぁと思いました。
「米沢りかの恋愛指南シリーズ プチキス」は二巻まで出ています。
この漫画は、こじらせ系女子の現実を率直に描き出した漫画でした!
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