桜乃みか先生の
「こんな上司にお困りでしたら」を読みました。
美脚のＯＬと脚フェチ上司の秘密の関係に、
恋愛は生まれるのか…という純粋な恋愛漫画です。
「こんな上司にお困りでしたら」で検索して下さいね。
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こんな上司にお困りでしたら のあらすじ
秋野えみは新米会社員です。
仕事ではミスばかりでしょっちゅう
上司の佐伯に叱られる毎日です。
上司の佐伯は完璧なルックスなのですが、
冷徹で仕事に厳しく笑顔も全く見せません。
ですが、えみと佐伯は秘密の関係をもっています。
佐伯は美脚が大好きな脚フェチなのです。
そしてえみの脚は佐伯にとってはまさに理想の脚。
仕事のあとにふたりで会い、佐伯に脚を撫で回される日々。
彼にとって脚を愛でる事は
多忙をきわめる仕事の中で癒しそのものなのです。
えみはただ脚を提供するだけで
そこには性的な関係も金銭の授受もありません。
仕事場では全くそのことにも触れず、佐伯は厳しい上司そのままです。
でもえみの方は仕事中には見れない佐伯を知り、
秘密を共有することで恋愛感情を抱いています。
何とかもう少し佐伯と近づきたいえみは、
会社でこっそり佐伯を呼び出すとセクシィストッキングの写真を見せ、
今度これを履くので一緒に食事に行ってくれるように頼みます。
ストッキングを見て頬を赤らめて喜ぶ佐伯は
食事もすんなりＯＫしてくれました。
でも、仕事はきっちりしてくれるようお願いします、
と厳しく言うのも忘れません。
えみは会社員なんですからまずは仕事を頑張りましょう、という感じですね。
しかしこんな男前の上司と秘密を持っていたら、好きになっちゃいますよ。
仕事が浮ついちゃうのは佐伯のせいかもしれません。
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こんな上司にお困りでしたら のネタバレと感想
食事の日まで佐伯に良いところを見せたいえみは俄然はりきります。
ところが食事の日、同僚に仕事のミスを押し付けられ
他の上司にくどくどと叱られてしまいます。
落ち込んで約束の場所に行きますが
佐伯はえみのミスではない事をよくわかっていてくれました。
脚も見てますが同時にあなたの事も見てますから…
とまっすぐな瞳で見つめられます。
会社ではそっけない態度をとるのは
性癖を知られていて恥ずかしいからだという佐伯。
えみに恋愛感情を抱いているかどうかはわかりませんが、
少なくとも脚以外のことも見ていてくれることにえみは嬉しさを感じるのでした。
そんなえみに接近してくる男性がいました。
引き抜かれてえみの会社にきた企画部の樫八重（かしやえ）です。
樫八重は人のモノフェチなのです。
佐伯と付き合っていると勘違いをしている樫八重は
えみを口説こうとしますが、
えみは佐伯と付き合っている訳ではありません。
だったら佐伯と付き合え！
佐伯の女になったお前を僕のモノにする!!と息巻く樫八重。
無茶苦茶ですよ。
飲み会の席で佐伯を酔っ払わせて
佐伯をモノにしろ！という樫八重の計画でしたが
佐伯は酒が強く逆にえみが酔っ払ってしまいます。
酔った勢いで佐伯に彼女はいるのか聞きますが、
誰とも付き合う気はないです、
とはっきり言われてしまいました。
ショックで泣いてしまったえみはしばらく佐伯と距離を置きますが、
通勤途中で転んで脚から血を流したえみを
佐伯はすぐに医務室へ運び手当てをしてくれました。
もちろん、脚の心配ばかりする佐伯ですが
そうやって脚を触られることで自分も癒されていると感じたえみは
もう少しこのままの関係を続けていこうと考えるのです。
その後、樫八重がいいポジションで立ち回ってくれるし、
佐伯の元カノという仕事のできる女も登場し、
本当に少しずつですが佐伯とえみの距離は縮んでいっているように思えます。
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こんな上司にお困りでしたら まとめ
佐伯のために常に脚を美しく綺麗にしておくのも、
きっとすごく努力してるんですよねぇ。
仕事もがんばって佐伯に認められるようになってきて、
なんだか健気で可愛いです。
これは続きが気になりますね。
「こんな上司にお困りでしたら」は3巻で完結しています。
フェティシズムの奥にはやはり愛情があったという作品です。
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