津雲むつみ先生の
「オーロラの見える日(1)」を読みました。
この漫画は、両親を亡くした高校生の尾崎沙知子が、
転校先の網走で、野球部の片桐秀樹との恋愛に身を落とすものの、
知られざる秘密に触れたことをきっかけに、
切ない恋の味をしることになる青春ロマン漫画です。
「オーロラの見える日」で検索して下さいね。
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オーロラの見える日 のあらすじ
この漫画の主人公である尾崎沙知子は、
幼い頃に両親を亡くしたことをきっかけに、
北海道の網走に転校、現在兄と二人で生活をしている高校生の女の子です。
沙知子の兄は、二度の甲子園出場を決めている名門、
北栄高校野球部の監督を務めており、
沙知子が通うエルム女子学院でも、転校早々監督の妹として有名人になります。
何一つ不自由のない学園ライフを送っていた沙知子は、
ある日兄が勤務する北栄高校に足を運んだ所、
野球部のエース、片桐秀樹に一目惚れしてしまいます。
秀樹は沙知子の通うエルム女子学院にも女性ファンを作ってしまう程の超人気者、
そんな相手に恋をしてしまったことに対して、彼女は少しだけ後悔するものの、
様々な出来事を重ねていくうちに、二人は無事付き合うこととなるのです。
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オーロラの見える日 のネタバレと感想
両想いで結ばれた沙知子と秀樹、
何もかもが上手くいくはずだった二人でしたが、
そんな二人の関係性を快く思わない人物がいました。
それが沙知子の兄だったのです。
秀樹の野球プレイヤーとしての力を買い、
妹の幸せを願っている兄だからこそ、
沙知子は秀樹との恋も祝福されるであろうと考えていたのですが、
そんな沙知子の思いとは真逆の兄の態度に、
沙知子はすっかり捻くれてしまいます。
一方の兄は、二人の関係を祝福したいと願いつつも、
秀樹に対してある複雑な感情を抱いていました。
なんと片桐秀樹の母親は、
沙知子のお父さんと愛人関係にあったのです。
沙知子は未だこの事実を知らないからこそ、知った途端絶対に傷ついてしまう、
そう考えた兄は、苦渋の決断の上で沙知子と秀樹の関係を邪魔していたのです。
ひょんなことでその事実を知ってしまった沙知子と秀樹、
受け入れがたい真実に対して二人がどのような決断を下すのか、
今後の展開が気になりました。
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オーロラの見える日 まとめ
この漫画は、最初読み進めているうちは
「なんて幸せな恋愛をしている二人なんだろう。」
と思っていたのですが、だからこそ、後半部分の怒涛の展開に驚かされました。
決して変えることの出来ない過去だからこそ、一層切なく思えました。
「オーロラの見える日」は四巻で完結しています。
この漫画は、大人の事情に巻き込まれた二人の切ない恋路を描いた作品でした。
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