北川みゆき先生の「みだらな熱帯魚」を読みました。
編集者として出版社で働く海月愛梨は、
恋愛に縁遠いまま気がつけば27歳の働く女子。
異動になった先の女性誌では、
“噂の叶さん”と呼ばれるやり手の上司、
叶雄星の補佐に就くことになり…。
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みだらな熱帯魚のあらすじ
高校生時代は水泳選手を目指すほど、
部活一筋だった愛梨。
その夢を諦めたことを、
“それまでで一番大事なものを捨てた”
というぐらいだから、
彼女にとって水泳というものは
非常に大きな存在だったのでしょうね。
対する叶さんも、
将来有望な水泳選手でありながら、
事故によりその道を諦めたという経緯の持ち主。
そんな二人が出会うなんて、
運命なんですねぇ。
タイトルに“熱帯魚”とあったり、
愛梨の名字が“海月”だったりするのも、
“水”の存在に深くインスパイアされた
作品のカラーを感じられます。
随所に出てくるプールのシーンもとても綺麗で素敵です。
入社以来5年間ずっと男性誌でバリバリ働いてきて、
この度女性誌『プチ マガジン』に異動になった愛梨。
その働く現代女子っぷりには、
リアルに働いている女性達からの
共感を呼ぶ現実味があります。
共同生活をしている同居人、
アイドルオタクの戸田雛子さんや、
スイーツ大好きなまんが家長沢唯さん、
この3人のやり取りもリアルな日常感が溢れていて、
仕事や恋に悩む現代女子に
支持されそうなお話だなぁと思いました。
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みだらな熱帯魚のネタバレと感想
作画も線が細く丁寧な感じで、
3頭身(?)の時の絵も可愛く、
とても読みやすい印象を受けました。
愛梨の幼馴染みでフリーライターの真山圭や、
イケメンパティシエの野島碧といった登場人物も、
なかなか魅力的に描かれていて、
彼らの恋の行方も気になってしまう
ファンがたくさんいそうです。
自身もそれなりに仕事をこなしてきた女子だからこそ、
仕事ができるけど超マイペースで超オレ様な男性上司に、
最初は反発しながらもだんだん気になる存在に変わっていく、
というのはわかるような気がするなぁ
と思ってしまいました。
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みだらな熱帯魚 まとめ
それに加えてオトナであるが故に、
やや無理があるようにも思える、
男女の関係に陥ってしまう展開も、
ある意味リアルといえばリアルかもしれませんね。
そんな叶さんの不意に見せる“優しさ”というギャップって、
ズルいですよねぇ。
恋に落ちてしまう要素満載です。
そりゃ“ゆらゆら 溺れて”、
“ひらひら 泳がされて”、
“ふわふわ 踊らされる”わ、と(笑)
「みだらな熱帯魚」は6巻まで出ています。
「みだらな熱帯魚」は頑張る現代女子にお勧めな、
リアルさ溢れる作品でした!
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