吉野マリ先生の
「はちみつ少年」プチデザ1巻を読みました。
数年ぶりに再会した幼馴染の年下男の子。
ところが彼は小悪魔みたいなキャラになっていて…。
キュンキュン必至のトキメキラブコメディです。
「はちみつ少年」で検索して下さいね。
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はちみつ少年 のあらすじ
チョコレート中毒の女子高生、森崎ルナ。
17歳ですが男運がなく、彼氏ができても長続きしません。
ついこの間別れた彼氏にも二股されたあげく、
ルナは捨てられてしまいました。
ある日の帰り道、駅から自転車に乗って帰ろうとするルナが目にしたのは、
なんと自分の自転車の鍵を壊して盗もうとしている少年の姿でした。
びっくりして止めに入るルナ。
しかし鍵を壊していた中学生は悪びれもせず、
ついでだから乗っけてってよ!と
荷台に飛び乗ってきたのです。
「持ち主がおねーさんみたいにかわいい人だってわかってたら、
こんなことしなかった…」
と調子のいいことを言われたルナは、
怪しいと思いながらも二人乗りで家まで帰るのでした。
すると乗ってきた中学生の少年はお礼と称して、
ルナにちゅっとキスして降りていきます。
そして「またとなり同士ってことでよろしく~」と
ルナの隣の家に入っていくのでした。
その少年、近藤雅(こんどうみやび)は
小さい頃に隣に住んでいた幼馴染だったのです。
すっかりイケメン中学生になって帰ってきた雅は、
ルナの生活を全く別のものに変えてしまうのでした。
吉野マリ先生の作品は大好きです。
この「はちみつ少年」は2003年頃らしいので、
今よりも絵柄に初々しさがありますね。
吉野先生お得意のちょっとドSの男の子キャラが生き生きと描かれています。
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はちみつ少年 のネタバレと感想
次の日からルナにまとわりついてくるようになった雅。
隙あらば抱きついてくるし、好きだと繰り返しささやきます。
中学生とはいえ雅のルックスはかなり高めです。
それでも雅に心を許すことが出来ないルナでしたが、
ある日自分の部屋で雅に押し倒されて以来、
ちょっと意識するようになっていきます。
そんなある日、元カレがルナの悪口を言っているのを聞いてしまったルナは、
雅の前で泣き出してしまいます。
なぐさめるようにルナにキスをする雅。
なぐさめてくれたお礼にルナが夕食を作る約束をします。
ところが当日、約束の時間になっても雅は来ませんでした。
雅の家に行くと、そこにはベッドで知らない女と抱き合う雅の姿が…。
ルナと目が合っても何も言わない雅。
雅は幼い頃のルナにずいぶんと意地悪をされていたんですよ。
そしてその復讐をするため、ずいぶんと練られた計画だったようです。
ルナに自分の事を好きにさせて有頂天にさせてから、
傷つけてやろうとしてたんですね。
怖~い。
雅はルナの上に馬乗りになりひどい言葉でルナを罵倒します。
そしてルナの頭にもルナと雅の幼い頃の情景が…。
自分の家が離婚したばかりで不安定だったこと、
雅の家がうらやましくて意地悪をしてしまったこと、
だけどずっと謝りたかったことを思い出しました。
犯すなら犯せば?と悲しく笑うルナ。
しかし雅はそのまま黙って立ち去りました。
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はちみつ少年 まとめ
しかし数日後、学校に現れた雅は笑顔で仲直りしようと言ってくるのです。
ルナの好きなマーブルチョコを持って…。
結局、幼い頃から雅はルナを好きだったし、ルナも雅を好きだったんですね。
急転直下でラブラブになるところがちょっと急ぎすぎな気もしますが、
まだまだ二人の関係はこれからみたいなので、続きもぜひ読みたいと思います。
「はちみつ少年」はプチデザシリーズで4巻まで出ています。
苦味を味わった後だからこそ、はちみつを甘く感じられるのかもしれません。
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