大和和紀先生の
「菩提樹」を読みました。
この漫画は、幼い頃に両親を亡くした
経験を持つ医大生、中原麻美の
青春を描いたラブロマン漫画です。
「菩提樹」で検索して下さいね。
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菩提樹 のあらすじ
主人公である中原麻美は、
幼い頃に両親を亡くした経験を持つ女の子です。
親身になってくれる身内もいないため、
進学すらままならない状況下に置かれていた彼女は、
医者になることを条件に「あしながおじさん」と名乗る人から、
学費の援助を受け、無事医大に進むことが決まります。
そのため、この作品の主要な舞台は医大です。
医学部特有の言い回しが沢山出てきて、
初めて見る単語ばかりだったので、
面白いなぁと思いながら読み進めることができました!
人体の話がしょっちゅう出てくる少女漫画なんて、
なかなかないと思います!
そんな彼女には池永克巳という彼氏がいます。
彼と麻美は高校時代からの仲だったため、
例え大学が離れてしまったとしても、
この関係は永遠のものだと信じて疑わないほどに、
麻美は克巳のことを心の底から思っていました。
彼女は医大での生活の中で様々な人に出会います。
彼女より六つ年上の同級生、森次駿、
自ら「あそび者」を名乗る美人な同級生、杉本せりあ、
医大という特殊な環境のため、同年齢の同級生は少なく、
麻美は高校までとはまるで違う環境に戸惑いながらも
少しずつ大学生活の楽しさを噛みしめ始めるようになります。
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菩提樹 のネタバレと感想
しかし、離れ離れになってしまった彼氏、
克巳との関係は徐々に悪化していきます。
医大生としてどんどん
我が道を進んでいく麻美に対して、
克巳は劣等感を抱くようになってしまうのです。
これにはさすがに私も克巳に同情します。
この漫画の主人公、
麻美のことを知った時から私は、
「医学生で、彼氏もいるなんて、なんてずるい主人公なんだ!」
と思いました。
大学一年生といえば18歳、
進路が決まっている人なんて
ほとんどいないんじゃないかと思います。
そんな時に、
近くにいる彼女がこんなにも立派な女性だなんて、
大抵の人は疲れるし、自己嫌悪に陥ると思います。
結局二人は別れることが決まり、
麻美は勉強に全く手がつかなくなるくらい、
絶望で胸が一杯になってしまうのです。
まず、医大が舞台という設定が
凄く面白いなぁと思いました。
本当に未知の世界だったので、
読んでいて新鮮でした。
医大といえば、
皆が医者になるために切磋琢磨勉強に励んでいる
イメージがあると思うのですが、
そんな医大の中でも、せりあという女の子は唯一
「自分は医者になる気はない」と明言しています。
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菩提樹 まとめ
同じ環境下でも、
人それぞれ考えることは違うんだということを、
改めて教えてくれる漫画だと思いました。
「菩提樹」は三巻で完結しています。
この漫画は、自分の進みたい道に迷っている人に
ぜひ読んでほしい漫画でした!
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