槇村さとる先生の
「おいしい関係」を読みました。
お嬢さま育ちの百恵はおいしい物を食べるのが大好き。
父親の急死により就職することになった彼女は、
ふらりと入った洋食屋の味に惚れ込み
コック見習いとして応募しますが…!?
「おいしい関係」で検索して下さいね。
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おいしい関係 のあらすじ
あの日はいつもと同じ幸せな一日でした。
月に一度の家族の会食、お店を借り切って
父・藤原春彦と母・淳子の結婚25周年と
百恵の20歳の誕生日を祝って…。
生の弦楽四重奏に完璧なお料理、
そしてパパと踊って…
そこで世界は…シャンパンの泡が消えるように終わったのです…。
突然倒れそのまま帰らぬ人となった百恵のパパ。
しかも会社は倒産…。
やさしかったパパ、ママと百恵においしいものを食べさせるのが大好きで、
「おいしい料理は心に効く、ささくれだった心がなめらかになる。
愛しい妻と娘それが私の人生の全て。」と言っていたパパ。
義理の姉との同居を嫌って
ママと百恵はマンションに引っ越します。
もうこれからはお手伝いのトメさんもいないのです。
自分で何か作らなきゃ…と百恵が用意してみたのはレトルト食品。
ママは食べていたけど百恵は…まずい…まずくて食べられません。
彼女は…本当においしいものしか食べたことがなかったのです。
聖華女子短期大学に通う百恵。
いまさらだけど就職を考えます…それか・・・結婚?
彼女にとってはこれまで考えたこともない空想の世界です。
家には経済観念の全くない根っからのお嬢さまのママが…。
今まではママの幸せがパパの幸せで…
これからはママの幸せは私が守る!と思う百恵ですが…
ママの幸せってお金がかかる~。
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おいしい関係 のネタバレと感想
この際好き嫌いなんて言ってられないと
法律事務所をやっているおじさんを頼ることに。
お人形のようにお茶くみをしながら…
やっぱりお嫁に行くべきなのだろうかと悩む百恵。
お嫁に行くにしても行かないにしても…
毎日のごはんぐらいは作れなくちゃと、
まずは料理本を買いに行き挑戦しますが…。
甘ったれで世間知らずでいつまでもお嬢さんのつもりの
ママと言い争いになり真剣に就職先を考える百恵。
そんなとき町でいいにおいにつられふらりと入ったお店
「Petit Lapins」。
サービスもいまいちなこの店で
一口コンソメスープを飲んだ百恵は
その味に昔の思い出がよみがえり涙します。
店主に人手不足だと聞いた彼女は思わず
雇ってくださいと申し入れ…!?
会わせてもらったシェフは織田という男性。
なにやらクセのある人物のようで…。
そして客に出せる料理を一品作ってくることになります。
食べたいものならいくらでも思いつく百恵、
でも自分で作れるものは…。
そのときママから昔作ったドーナツがおいしかったと言われます。
ママにどうしてそんなに必死なのかと問われ、
生活のために就職したいから…、
お茶くみなんかよりお料理作る方がいいから…、
いえ違う!あの人の料理がおいしかったからだと気づく百恵。
そして彼女の唯一の武器である
生まれた時から特訓されてたような味覚を使って…!?
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おいしい関係 まとめ
お嬢さま育ちだけれどイヤミの感じられない
百恵の奮闘ぶりはとっても好感が持てました。
ワケありの織田ときっと互いに影響し合って
成長していくだろう先の展開が楽しみです!
「おいしい関係」は16巻で完結しています。
「おいしい関係」はおいしい物への情熱に溢れたとってもお腹が空く作品でした!
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