将良先生の
「思春期ビターチェンジ(1)」を読みました。
この漫画は、小学四年生のある日、
突然お互いの身体が入れ替わってしまってから三年が経ってしまった主人公、
ユウタとユイが、思春期特有の悩みに頭を悩ませながらも、
二人手を取り合って青春時代を駆け抜けていく様を描いた青春少女漫画です。
「思春期ビターチェンジ」で検索して下さいね。
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思春期ビターチェンジ のあらすじ
この漫画の主人公であるユウタとユイは同じ中学に通う幼馴染です。
クラスの中心的存在のユウタとクラスで一人孤立していたユイ、
決して交わることのない立場にいた二人でしたが、小学四年生のある日、
不慮の事故によってお互いの身体が入れ替わってしまったことをきっかけに、
二人は嫌々ながらも行動を共にするようになります。
身体が入れ替わってしまったことによって初めて知る他人の生活、
二人は今までの生活からガラリと変わってしまった日々に苦戦しつつも、
親友である和馬に助けられながら、毎日を過ごしていました。
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思春期ビターチェンジ のネタバレと感想
そんな日々も気付けば三年が経ち、
なんと二人は未だお互いの身体に入ったまま中学生になってしまったのです!
小学生の時とは違い何かと悩みの増える中学生時代、
ユウタは女の子特有のノリについていけず女友達が作れないことに対して、
ユイは自分の身体がどんどん男性に近付いていくことに対して、
めまぐるしく変化していく環境にどんどん不満を積もらせていくようになります。
そしてその思いはついに爆発、
二人はお互いの触れてはいけない部分に触れてしまい、
口論になってしまいます。
自分ではどうすることも出来ない悩みに翻弄されながらも、
二人で必死に現状を切り抜けていこうとする様は、
読んでいて応援したくなるほどでした。
思春期という繊細な時期の中で身体が
入れ替わってしまった二人の心情変化が細かく描かれていて、
とても読み応えのある漫画だと思います。
お互いがお互いに不平不満を漏らしつつも、
結局は相手のために慣れない生活を送る決意を固める二人、
この巻の最後でユイがユウタに向かって言い放った
「二人でがんばっていこう」という言葉に、
これから二人が立ち向かわなければいけないだろう様々な困難に対する覚悟が
垣間見えました。
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思春期ビターチェンジ まとめ
この漫画の魅力は、とても現実に忠実な所だと思います。
身体が入れ替わってしまったという非現実な設定の中で、
繰り広げられる毎日は私たちが普通に経験することばかり、
だからこそ登場人物の悩みに共感し、
自然に自分の青春時代を思い返すことができる漫画だと思いました。
「思春期ビターチェンジ」は六巻まで出ています。
この漫画は、思春期を通った人なら誰しも共感できる漫画でした。
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