吉田はるゆき先生の
「ピンポンドライブ」を読みました。
事故で意識不明になってしまった双子の兄の夢を
代わりに叶えるために、
男子中学校で卓球部に入部することになった女の子のお話です。
女の子らしい見た目に似合わず、
ド根性なところがあるヒロインがとってもかわいくて、
楽しく読める作品です。
ヒーローも芯がしっかりしたキャラクターでかっこよかったです。
「ピンポンドライブ」で検索して下さいね。
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ピンポンドライブ のあらすじ
花盛珠(はなもりたま)と双子の兄・花盛宝(はなもりたから)は
小学校1年生の時に卓球に出会います。
幼いながら卓球の才能の片鱗を見せる珠ですが、
クラスメートに「卓球ってダサい」と言われて
1か月で辞めてしまいます。
友達の意見に流されてしまうことってあるよなぁと、
珠が卓球をやめてしまったことについ共感してしまいますね。
一方、兄の宝は卓球を続け、
小学生チャンピョンにまで登りつめていました。
そんな宝の夢は、
全寮制の男子校・成生中学校の卓球部で
「卓球の申し子」と言われる藤波歩(ふじなみあゆむ)と
ダブルスを組むことでした。
ところが、中学入学を控えたある日、
宝は珠をかばって交通事故に遭い、
意識が戻らなくなってしまいます。
珠は「いつ目が覚めても、宝が夢をあきらめなくていいように」と、
男のフリをして宝の代わりに
成生中に入学することを決意します。
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ピンポンドライブ のネタバレと感想
6年もブランクのある珠に卓球ができるのかと、
少し心配になってしまいますが、
宝の居場所を守るために頑張る珠を見ていると
なんだか応援したくなってきます。
そんな珠ですが、
入学後もなかなか卓球部を見つけることができずにいました。
やっと見つけた卓球部は、
ライバル・荒谷中に選手を引き抜かれて
部員がたった5人になってしまい、
屋上で練習をしていたのです。
そこでついに歩と出会った珠は、
一緒に練習をすることになりますが、
歩の球が速すぎて全く打ち返せません。
「弱すぎて必要ない」と言われてしまった珠は、
100球中1球でも打ち返せたら
入部を認めてくれるように頼みますが・・・。
珠には生まれ持った才能があるようですが、
さすがに6年のブランクと
男女の差はなかなか埋められないようですね。
それでもあきらめずに
食らいついていく珠の根性には、すごいと感心します。
歩との勝負をクリアした珠ですが、
早々に女だということがバレてしまいます。
正直、物語がもう少し進んでから
歩にだけ女だと気づかれるのかなぁと思っていたので、
こんなに早く、しかも部員全員に
女だと知られてしまうのは予想外でした。
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ピンポンドライブ まとめ
少女漫画なので、もっと恋愛要素が濃いものと
予想していたのですが、
思ったよりもスポーツに焦点が当てられているので、
男の子でも楽しめるのではないかと思います。
この作品は全3巻で、完結しています。
いい意味で期待を裏切ってくれる作品でした。
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