奈院ゆりえ先生の
「お嬢と東雲」を読みました。
お嬢はクールでなんでもできる執事兼教育係の東雲が大好き。
おっとり天然なお嬢と、お嬢を上手にコントロールする東雲の、
プッと笑えて、ちょっとドキッとする日常。
そんな二人に訪れたのは、お嬢大人化計画。
子どもじゃなくなったお嬢と東雲は、少しずつ変化していくの?!
「お嬢と東雲」で検索して下さいね。
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お嬢と東雲 のあらすじ
幼い頃から、本家の離れで暮らすお嬢様。
そんなお嬢の生活を完璧にコントロールするのが、クールな執事東雲。
白くてふわふわしているお嬢はまるで綿菓子のように可愛らしい女の子。
一方、そんなお嬢の生活全般を管理する東雲は、
まるでモデルのような隙のない出で立ちです。
東雲の仕事は、お嬢を起すことから始まり、お稽古事などのスケジュール管理、
お嬢の送迎、さらに苦手なことから逃げたがるお嬢のメンタルを上げることまで・・・。
8つの時から、東雲とお嬢の二人三脚での生活が続いています。
習い事でも失敗ばかりの天然なお嬢と比べ、東雲は表情一つ変えず、
老人との将棋に至るまで何でも完璧にこなしてしまいます。
そんな東雲が大好きなお嬢。
落ち込んだときや疲れたときは、東雲にくっついてエネルギーを養っています。
そしてご褒美のデートを断られたお嬢は、
今日も東雲に泊まっていくよう我儘を言います。
そんなお嬢に、もう少し自覚を持つように言う東雲。
自覚の意味が分からないお嬢。
東雲は男性と女性の関係である自覚・・・という意味で使っているようですが、
またその意味をお嬢が理解できないことまで分かって話しているかのよう。
お嬢は東雲の言葉の意味は分かりませんが、
東雲に髪飾りを誉められるだけで顏を真っ赤にする程、東雲が大好きです。
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お嬢と東雲 のネタバレと感想
ある日、東雲の一日が知りたくなり、密着してみることにしたお嬢。
自分がいない間の東雲の行動が気になるお嬢ですが、
結局自分といることが仕事のほとんどを占めていることを知ります。
そして、お嬢といる時が一番大変・・・という東雲の言葉に、
もっといい子にしなければ!とショックを受けるお嬢。
そんなお嬢に、東雲はお嬢の笑顔を見ると疲れもふっとぶという東雲。
東雲にとってもお嬢は特別な存在のようです。
お嬢には天敵が一人。
東雲の友人であり、大きな財閥の跡取りである銀庭。
銀庭はお嬢の百面相なみの反応で遊ぶためにたまに家に来るようです。
いよいよお嬢もお年頃。
少し太ったことに気が付きます。
お嬢はその事実を大好きな東雲に気づかれないように、東雲を避けることに。
そんなお嬢に、嫌われたかと思い、寂しかったという東雲。
なんだか素敵な二人の関係です。
ところで、お嬢には姉と妹がいます。
二人ともお嬢とは全く違うキャラクターで、それぞれ恋愛中。
妹は婚約しており、その相手が銀庭だと知り、お嬢は倒れそうなほど驚きます。
さらに、大人の魅力がある姉の存在を意識し、
お嬢は東雲に大人扱いしてほしい・・・と呟きます。
もうお嬢も、大人ではないけど、子どもでもない・・・・。
そう思う東雲。
東雲がお嬢にした大人扱いとは・・・?!
そんな東雲に目を回すお嬢・・・。
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お嬢と東雲 まとめ
綿菓子みたいなお嬢と、シュッとしてカッコイイ二人の、
ボケと突っ込みのような面白さと、
ドキッとするような展開がとても魅力的な作品です。
絵のタッチも細かく、とても美しいのも、
二人の絶妙な関係を表現するのにマッチしています。
少しだけ垣間見える東雲の気持ち。
子どもじゃなくなったお嬢とそれを意識した東雲。
二人の恋愛がどう進むのか、とても楽しみです。
「お嬢と東雲」は3巻まで出ていて、完結しています。
この作品は、綿菓子のようなお嬢と、完璧なお付きのラブコメディーです!
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