Maria先生の
「Lovesick-ラブシック-」を読みました。
一つ屋根の下に暮らす血のつながらない親子。
ふたりはお互いに恋心を抱いていますが…。
「Lovesick―ラブシック―」で検索して下さいね。
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Lovesick―ラブシック― のあらすじ
高校生の有笑(ゆえ)は、
母親の再婚相手で画家の光基(こうき)27歳と
二人暮らしです。
母親は4年前に事故で亡くなりました。
有笑には彼氏がいますが、
彼の事を好きになる努力をしている最中です。
なぜなら有笑は
義父である光基のことが好きだからです。
光基の方も有笑のことが好きみたいなのですが、
それをなるべく表に出さないようにしています。
ひょっとすると有笑の事が好きだということにも、
本人は気づいていないのかもしれません。
ですが、有笑の彼氏に嫉妬して不機嫌になったり、
熱で倒れた有笑に口移しで薬を飲ませたり、
どうしてこれでお互い気づかないのかな、
という事をしちゃっています。
彼氏である東城には
有笑の気持ちは全てお見通しで、
ケンカの末別れることになりました。
しかし、東城に光基への気持ちを見透かされ、
有笑は自分の気持ちに正直に生きる決心をします。
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Lovesick―ラブシック― のネタバレと感想
光基は20歳で有笑のお母さんと再婚したらしいです。
その若さで急に小学生の子持ちのパパさんになるには、
きっと勇気がいったでしょうね。
その時に親になることを心に誓ったからこそ、
有笑のことを好きにはなっても、
親として踏み外さないようにしているのかもしれませんね。
ある日、有笑の前に実の父親が現れます。
その姿はやつれていて、
お金にも不自由しているようでした。
最初は優しく話をしていた父ですが、
徐々にお金の話を口にします。
お金を貸して欲しい、
お母さんの保険金から何とかならないか、
などと言ってくるのです。
しまいには、誰が育ててやったんだ!
と大声まであげる始末。
有笑は走って逃げますが、
あきらめる男ではありません。
後日、光基とスーパーにいるところに再び現れます。
初めて元妻の再婚相手と会う実の父は、
光基と亡き母のことを侮辱する言葉を吐きます。
かっとなり、
思わず実父を殴ろうとする光基。
そんな光基を有笑は必死で止めます。
「光基のこの腕は絵を描くためにあるの!
人を傷つけるためじゃない」
画家にとって腕は命です。
有笑はそれを一生懸命伝えようとしたのです。
黙って座り込む実父に、
光基は小切手を渡します。
これは、有笑をこの世に誕生させてくれた、
その感謝の気持ちだというのです。
うなだれながらも受け取って去っていく父。
そしてふたりの絆はより強く結ばれるのでした。
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Lovesick―ラブシック― まとめ
この作品はMalia先生の初期の頃のようですね。
絵柄が今とちょっと違います。
私はこちらの方が好きですが、
いまどきのJKさんたちにはちょっと物足りないかもしれませんね。
「Lovesick-ラブシック-」は2巻まで出ています。
想い合うのになかなか結ばれることが出来ない、
血の繋がらない親子ラブストーリーです。
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