築島治先生の
「泣かんもん！」を読みました。
姉を亡くしたことをきっかけに涙もろくなってしまったつかさ。
前向きに強く生きようとする彼女と、
それを見守る友人たちの青春ラブストーリーです。
「泣かんもん！」で検索して下さいね。
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泣かんもん！ のあらすじ
大好きだった姉を半年前に亡くし、
泣いてばかりだった平原つかさは、
高校進学をきっかけに広島から引っ越してきました。
そして入学式の朝、
逃げるひったくり犯とぶつかりつかさは、
転倒してしまいます。
それをきっかけにして
同じクラスの同級生たちと知り合いになり、
つるむようになりました。
その仲間とは、姫野洋一、市原望、
上妻知催、恩田ミサでした。
すぐに涙ぐむつかさに洋一はいつもきつい事を言いますが、
つかさは逆にキレながら断言するのです。
「あんたのせいでなんか泣かんけんね、絶対泣かんもん」
ちょっと反省した洋一は
つかさのために歓迎会をしてくれます。
５人で楽しい時間を過ごしたつかさは、
洋一のことを少しは見直すのでした。
きつい事ばかり言う洋一に対して、
女の子の扱いに慣れている望は
ことあるごとに優しくしてきます。
つかさのことが気になるから
もっと頼ってくれていいのにという望は、
「つかさが強くなれるおまじないしてあげるよ」
と言っていきなりキスしてきました。
この望くんですが、
どうも裏がありそうなんですよね。
かわいい顔して腹黒キャラという感じがします。
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泣かんもん！ のネタバレと感想
キスまでされてつかさは望のことを意識しまくりです。
気になる気持ちが高じて、
つかさは思い切って望に告白します。
ですが返事はとんでもなく冷たいものでした。
「勘違いする女子って嫌いなんだよね、
だからつかさのことも嫌い」
なんなんでしょうかね、
読んでるこちらも怒りで手が震えましたよ。
じゃ、なんでキスなんかしてきたんでしょうか。
姫野はつかさにきついことを言ってましたが、
実は最初から、
さりげなくフォローを入れたりする気遣いをみせたりしています。
望をのぞいた４人で井の頭公園をまわり、姫野は、
「俺はお前のこと、嫌いじゃねえよ」
と言うのです。
だからといって姫野はまだ、
つかさに恋心は抱いていないようですが、
知催と姫野の会話からすると、
姫野にも何か過去があるようですね。
最後につかさは、
井の頭公園で買ったお土産を望にも渡します。
望くんが後悔するような人になるから、
負けんよ！と言うつかさ。
かわいいですね、
思わず応援しちゃいます。
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泣かんもん！ まとめ
最終的には姫野とつかさはお付き合いするんでしょうかね。
知催とミサの動きも気になります。
続きが楽しみですね。
「泣かんもん！」は4巻で完結しています。
悲しみから立ち直ろうとする女子高生の、
成長ラブストーリーでした。
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