小山鹿梨子先生の
「校舎のうらには天使が埋められている」を読みました。
小学校4年生を中心とした
凄惨ないじめを題材にしたストーリーです。
教師や生徒が自分を守るために人をいじめたり、
気づかないふりをしたりする、
心の醜い部分がリアルに描かれています。
思わず目を背けたくなるようなシーンまであって、
読んでいる間はずっとドキドキし続けていました。
「校舎のうらには天使が埋められている」で検索して下さいね。
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校舎のうらには天使が埋められている のあらすじ
ある日、赤々瀬小学校の4年2組に
一人の女の子が転入してきます。
彼女の名前は後藤理花(うしろどうりか)。
引っ込み思案で口下手な理花は、
新しい学校でなかなか友達を作ることができません。
そんななか、蜂谷あい(はちやあい)が理花に声をかけ、
野良犬を拾ったことから次第に二人は仲良くなっていきます。
あいは、「ソラ」という「犬」を飼っていたが
死んでしまったことを話します。
それを聞いて理花は自分が「ソラ」の代わりに
あいを笑顔にすると言います。
翌日学校でプレゼントを渡された理花。
中を見ると「ソラ」の首輪でした。
あいの今までの行動はすべて演技で、
「ソラ」というのは以前「わんこ」として
いじめの対象になっていた生徒の呼び名だったことがわかります。
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校舎のうらには天使が埋められている のネタバレと感想
理花は二代目「ソラ」として
いじめの標的にされてしまうのです。
4年2組のいじめは教師たちも巻き込み、
さらに凄惨なものになっていきます。
いじめのリーダー・あいのむごさもですが、
彼女の小学生離れした演技力とリーダーシップに
恐怖を感じてしまいました。
その後、理花だけでなく他の生徒も
いじめの標的にされていき、
いじめられる側だった生徒がいじめる側にまわってしまう
心理描写がドキッとするほどリアルに描かれています。
また、初代「ソラ」の死の真相などサスペンス要素も強いので、
どんどん引き込まれていきます。
理花へのいじめに対抗しようとした浜上優(はまがみゆう)が
波多部隼人(はたべはやと)に裏切られて、
服を脱がされたり体に落書きをされたりと、
性的ないじめを受けるシーンでは、
つい泣きそうになってしまいました。
当の理花からも、「助けてやる」と言っていた隼人からも
裏切られてしまって、やるせない気持ちになりました。
個人的には4年2組を「天使のような子どもたち」と称して、
いじめがあると微塵も疑わない担任の木戸桃子(きどももこ)に
一番腹が立ちました。
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校舎のうらには天使が埋められている まとめ
知らないからいいとして済まされる問題ではないのだなあと
考えさせられました。
すさまじい内容のいじめが描かれているのに、
気づけばすっかり物語にハマってしまいました。
この作品は全7巻で、完結しています。
少女漫画というジャンルですが、
内容はシリアスなので大人でも大いに楽しめるものだと思います。
男性にもおすすめしたい作品です。
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