永藤幸先生作画の
「地獄少女R」を読みました。
地獄少女プロジェクト原作の物語で、「地獄少女」シリーズの続編です。
憎い相手の名前を書き込むとその相手を地獄に流すことができるが、
自分もいずれ地獄に落ちることになるという闇サイトを通して、
人の負の感情や不条理な出来事が描かれています。
シリーズものですが、一話完結のストーリーですので、
前作を読んでいなくても十分楽しめると思います。
「地獄少女R」で検索して下さいね。
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地獄少女R のあらすじ
午前0時にアクセスして怨みのある相手の名前を書き込むと、
その人物を地獄に落としてくれるという闇サイト・「地獄通信」。
そのサイトに依頼すると現れる地獄少女・閻魔あい(えんまあい)は、
依頼者に藁人形を渡します。
その藁人形の糸を引けば契約成立となり、
相手はすみやかに地獄へと流されるが、
「人を呪わば穴二つ」で依頼者の魂もその死後、
地獄へと落ちることになるのです。
中学二年生の井上あいり(いのうえあいり)は、
ある日渋谷で絡まれていた森沙夜子(もりさよこ)を助けます。
そんなあいりに憧れた沙夜子は、
あいりの洋服やネイルなどを真似するようになりますが、
あいりは気に留めていませんでした。
しかし、沙夜子はどんどんエスカレートし、
左利きであることや首筋のホクロまで真似をしだし、
あいりになり替わろうとして・・・。
初めはうぶでかわいい女の子だった沙夜子が
エスカレートしていく様子は、
読んでいてゾッとしてしまいました。
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地獄少女R のネタバレと感想
あいりは親切心で沙夜子を
助けてあげたのに災難に巻き込まれてしまって、
ついには逆上した沙夜子にあいりの母親が刺されてしまい、
あいりが犯人にされてしまいます。
その後、地獄少女に頼んで解決しましたが、
死後は自分も地獄行きなわけですから、
本当にかわいそうでなりません。
ただ、前作に引き続き「いっぺん…死んでみる?」
というセリフとともに人から怨まれる人物を
地獄へと連れていくシーンはかっこよかったですね。
それぞれのストーリーも必ずしも
主人公に同情できるというわけではなく、
結末も納得できないと感じるものもあります。
第4話の、主人公が親友に逆恨みされて
地獄へと流されてしまった結末は予想外でした。
どう見ても主人公は悪くないでしょう、
と腹立たしく思ったりもしましたが、
結局親友の方も、いずれ地獄へ行くことになるのですから
同じなのでしょうか。
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地獄少女R まとめ
ただ、そういったストーリーがあるからこそ、
話の恐ろしさも引き立って、
ミステリアスで面白く感じられました。
ジャンルは少女漫画ですが、
大人でも十分怖いと思えるお話ですし、
男性でも楽しめる作品だと思います。
この作品は全11巻で、完結しています。
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