高須賀由枝先生の
「グッドモーニング・キス」を読みました。
隣同士に暮らす大学生カップルのラブコメディです。
1997年から連載されていた作品「グッドモーニング・コール」の続編で、
当時のことを懐かしく思いながら読み始めました。
まず驚いたことは、
前作と作画の印象が全く変わっていないことです。
昔の作品と作画が変わってしまう作家さんはよく見かけますが、
高須賀先生の作画は前作と変わらずとてもうれしかったです。
「グッドモーニング・キス」で検索して下さいね。
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グッドモーニング・キス のあらすじ
吉川菜緒(よしかわなお)は19歳の大学1年生。
両親が田舎で農業を始めるにあたり、
中学3年生のころから一人暮らしをしています。
隣に住む、同じく一人暮らしの
上原久志(うえはらひさし)と菜緒は
中学のころからの恋人同士で、
現在は別々の大学に通っているものの
お互いの家を行き来しあい半同棲生活をしていました。
まさに絵にかいたようなキャンパスライフが
物語の舞台となっていて、
若い世代にとっては「憧れ」であり、
年上世代にとっては「懐かしさ」を感じるだろうなと思いました。
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グッドモーニング・キス のネタバレと感想
ある日、久志が菜緒の家にいるときに、
菜緒の父親が突然やってきてしまいます。
一人暮らしの娘の家に男がいるのを見た菜緒の父親は大激怒。
父親に交際を認めてもらおうと必死な菜緒は、
次第に久志との「結婚」も意識し始めます。
実は中学時代に一時期同居をしていた菜緒と久志。
その事実を今になって知った父親は、
無理やり菜緒を田舎へと連れて帰ってしまい・・・。
大学生の時の恋愛は「結婚」を意識したりしますよね。
結婚を夢見つつも、
あくまで現実的なことも考えているあたりが
実際のカップルのリアルが描かれていてよかったですね。
久志の方もいずれ菜緒と結婚したいと考えていたようで、
菜緒の父親が介入したことがきっかけで思いを確かめ合う2人。
普段はそっけない態度が多い久志ですが、
肝心な時には男らしい態度でときめきますね。
前作では中学生で始まった作品で、
中学生同士が同棲するという内容で今思えば
奇抜な設定だなと思いますが、
当時は自分より主人公のほうが年上だったので
「大人だなぁ」という印象が強かったのを覚えています。
今ではいつの間にか年齢を追い越し、
主人公たちは自分より年下になってしまい、
大学生同士の恋を微笑ましく感じます。
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グッドモーニング・キス まとめ
前作から読んでいる方は
主人公たちの成長を楽しめると思いますし、
今作だけ読んでももちろん十分に楽しめる作品だと思います。
個人的には、過去の思い出とともに
新しいストーリーも楽しめて一石二鳥な作品でした。
この作品は現在連載中で、15巻まで出ています。
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