小林深雪先生原作、あゆみゆい先生作画の
「デリシャス!」を読みました。
アイドルを目指す中学生の女の子が、
「天才料理少女」として料理番組のキャスターを
することになってしまうというストーリーです。
1999年の作品ですが絵も時代を感じさせないですし、
料理のレシピも掲載されているのですが
今でも感心するようなレシピもあって楽しめました。
「デリシャス!」で検索して下さいね。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
デリシャス! のあらすじ
野々原りんご(ののはらりんご)はアイドル志望の中学生。
人気アイドルの石坂真人(いしざかまひと)ファンで、
彼が司会を務める料理番組「デリシャス・タイム」の
キャスターオーディションに挑みます。
本当は全く料理のできないりんごですが、
特技は料理だと嘘をついてオーディションの最終選考まで残ります。
ところが最終選考では料理の実技審査が行われることに。
困った末に、隣に住む料理上手な幼馴染・筒井一臣(つついかずおみ)に
助けを求めるりんご。
実はりんごのことが好きな一臣は、
りんごがオーディションに受かるよう手伝います。
誰が見ても一臣がりんごにベタ惚れなのは一目瞭然なのに、
全く気付かないわりに自分のお願いは
しっかり叶えてもらうところをみると、
りんごもなかなかの小悪魔だなあと思ってしまいます。
好きなアイドルに会いたいがために嘘をついてオーディションに出るなど、
りんごはなかなかしたたかなところもありますが、
詰めが甘いところはかわいいですね。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
デリシャス! のネタバレと感想
一臣はりんごのために名前にちなんで
リンゴを使ったデザートを考えてくれますが、
りんごは皮むきすらできません。
それでもジャムで代用するなど工夫し、
楽しそうに料理する姿が認められて
無事にオーディションに合格します。
ところが「デリシャス!・タイム」の制作記者発表の場で、
突然「月に一度生放送でりんごがオリジナルメニューを紹介する」
と発表されてしまい・・・。
すぐに「できない」「無理」と言ってしまう
中学生らしいりんごと、
そんなりんごに振り回される一臣は見ていて微笑ましかったです。
一臣に恋するクラスメート・花森朱菜(はなもりあやな)が
りんごに意地悪をしてきますが、
はじめのうちは、りんごは意地悪をされていることにも気づきません。
りんご自身、今はまだ一臣の気持ちにも気づいていないし、
人気アイドルの真人に対しても
ただのファンとして憧れているという感じです。
りんごのためにお弁当まで作ってあげている一臣が、
健気すぎて気の毒に思えてしまいますね。
スポーツマンだけど料理もできる男の子なんて
最高だと思うのですけれど。
後半では、りんごは朱菜と一臣が仲良くしているのを見て
もやもやした気分になったりしていましたし、
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
デリシャス! まとめ
真人も収録中にりんごをフォローするなど気にかけていたので、
今後の展開に期待ですね。
シンプルなストーリー展開とかわいいキャラクター、
美味しそうなお菓子が楽しい作品でした。
少し懐かしさのある雰囲気も良かったです。
この作品は全7巻で、完結しています。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら