池谷理香子先生の
「微糖ロリポップ」を読みました。
「宝くじで1億円当たった!」
両親から突然そう告げられ平凡な高校生・後藤円。
しかも両親はそのお金で医者になると言い出し…?!
勉強に専念するという両親と離れて、
麻木家の離れで一人暮らしをすることになった円ですが…!?
「微糖ロリポップ」で検索して下さいね。
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微糖ロリポップ のあらすじ
後藤円は西沢高校の2年生。
パパは小さな工務店勤め、
ママはパン工場でパートをしていて、
家は古い2Kの団地住まいのちょっと貧乏な家庭です。
その両親がある日突然円に告げたのです…
宝くじで1億円当たった!と…!?!!!
そして彼らはなんと!医者になると言い出したのです!?!
2人共テレビの医療ドラマが大好きで、
常々お医者さんてスバラシイと感動していたのですが、
1億円という大金がいきなり手に入り
どう使おうかと考えていたところそう思いついたそうで…。
普通宝くじとかが当たったら、
家買って車買って~ってしそうなもんですけど、
これぐらいのお金があったら自分は医者になれるかも!?
という発想ができるのって
なんだか凄いなと感心してしまいました。
なかなかそうは思い至らないですよね?!
しかし…。
円の父と母は小中高と一度も教科書を開かなかったコトを
武勇伝にしてるような人たち…(笑)
だけど「若い頃やんちゃばかりして人に迷惑をかけて
ダラダラとただ毎日を過ごしていた、
一度でいいから夢を追って必死になってみたい、
全力で何かを成し遂げてみたい…!
これはそれができるチャンスだ!」
そう語る両親はなんだかとても生き生きと輝いて見えました。
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微糖ロリポップ のネタバレと感想
最初は反対していた円も両親の熱意にほだされ、
その夢を応援することにします。
そして両親は勉強に集中するため仕事を辞め、
母方の実家で家事もおばーちゃんに任せて暮らすことを決めます。
19で駆落ちして以来絶縁状態だったという実家ですが、
宝くじのことを話すと
全面的に協力してくれることになったそうで(笑)
やっぱそんなもん?!
実家があるのは静岡で、
転校したくない円は両親の知り合いの麻木家の離れを借りて
一人暮らしをすることになります。
麻木家のおじさんは貸しビル業を営んでおり、
おばさんは美人で優しそう、
両親の知り合いとは思えない(笑)ちゃんとしたおうちです。
パパが命の恩人のようですが…。
居候初日、
意外なことに円は急に寂しくなって泣けてしまうんです、
なんだかんだ言ってもまだ高校生、
親と離れて暮らすはじめての夜だったし、
かわいいところありますね~。
麻木家には息子の知世がいるのですが母親が溺愛しており、
円には絶対に近づかないようにと釘をさされます。
ところが円の住む離れは
実は知世の秘蔵コレクションの隠し場所だったため、
自然と円は知世と仲良くなってしまうのです。
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微糖ロリポップ まとめ
一方苦手な同級生・小野が麻木家に出入りしているのを
知りびっくりする円。
小野は奥さんに片思いしているというのですが…!?
「微糖ロリポップ」は7巻で完結しています。
「微糖ロリポップ」は突然環境が激変した女子高生が
苦手意識なんかを乗り越えて成長していく作品でした!
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