ごとう和先生の
「エンジェル日誌 1巻」を読みました。
白石なつみは看護師3年目。
総合病院の産婦人科で働いています。
ここでは毎日のように命の誕生そして死、
病気と闘う人たちがいて、
なつみは患者さんたちの助けとなるべく、
日々明るく奮闘しています。
そんななつみのお仕事ダイアリー!
「エンジェル日誌」で検索して下さいね。
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エンジェル日誌 1巻のあらすじ
3Kとも8Kとも言われている看護師業。
(この漫画の掲載時には看護“婦”だったんですね)
決して楽な仕事ではないけれど、
なつみにとっては天職のようで日々いきいきと働き、
患者さんたちと明るく向き合っています。
天使なんかじゃないけれど、
この仕事が本当に好きなんだなぁというのが
とてもよく伝わってきます。
生の喜びがとくに感じられると希望した産婦人科。
それでも死と隣り合わせの患者さんは次から次へとやってきます。
本人も辛いけど家族の苦しみは想像以上で、
そんなときに看護師にできることなんて…
と考えていたなつみ。
そんな折ひとりの女の子が入院してきます。
彼女はおととし看護師1年目だったなつみが担当していた子で、
卵巣癌を患っていた中学2年生の幸子ちゃん。
2年生をもう一度やることにも、
抗癌剤で髪の毛が抜けたことにもめげずに、
半年間の化学療法をがんばり抜いた幸子ちゃん。
だけれど転移が見つかったのでした。
わがままを言って家族を困らせる幸子ちゃんを、
なつみは叱り厳しく接します。
でも治るを思っていた病状がもう助からないとわかり、
あんなに厳しくするんじゃなかったと後悔するなつみ、。
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エンジェル日誌 のネタバレと感想
しかし、
幸子ちゃんは叱ってくれてありがとうと言うのです…!
わがままを言ってる自分がすごく嫌だったと。
母親も残された時間を
あの子らしく生きてくれると感謝します。
感動ー!!
誰もどんなときも
できることは一つしかないということ、
どこまでも自分らしく生きていくこと…!
…そんな気づきのあるなつみの仕事の日々です。
なつみの友人の恵は保母さん。
ワケあって不倫相手の子供を産むことを決心します。
仕事をクビにされても家族にも弱音を吐かず、
なんでも一人で決めて一人で
やっていこうとするとても強い女性です。
それでも実家の家族に少し甘えることにし、
なつみは赤ちゃんのすごさを改めて実感します、
それぞれが抱えていた寂しい思いを
あっという間にあたたかいものに変えていく魔法使いだと。。。
そして自分も魔法使いの弟子ぐらいには
なりたいと思うのです。
1巻で一番感動的だったのは無脳児の話です。
赤ちゃんに異常があると中絶を選ぶケースが多いなか、
抱いてやりたい一心で産む決意をした母親。
それを支える父親…
自分が今までした悪い事のせいだと泣いて…。
そんな彼のためにも産みたいという彼女。
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エンジェル日誌 まとめ
生まれてたった2時間しか生きられなかったけれど、
みんなに祝福されて幸せな一生だったというセリフが
ずーんと胸に迫りました。
「エンジェル日誌」は15巻まで出ています。
「エンジェル日誌 1巻」は
病院の空気を明るくするようなナースの作品でした!
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