絵夢羅先生の作品、
「Wジュリエット」を読みました。
高校の演劇部を舞台とした、男っぽいヒロインと
女性のフリをしているヒーローとのラブコメディです。
1997年からの連載なのでちょっと前の作品ですが、絵も内容も新鮮に感じました。
昔から少女漫画では「男装の麗人はよくありますが、
「女装のイケメン」は珍しいですね。コメディ要素だけでなく
恋愛要素もしっかり入っていて楽しめました。
「Wジュリエット」で検索して下さいね。
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Wジュリエット のあらすじ
ヒロインの三浦糸(みうらいと)は桜ヶ丘高校に通う女子高生。
男勝りな性格と男前な見た目で、男性に間違えられることも。
そんな糸が女子部長を務める桜ヶ丘高校演劇部に
新入部員がやってきました。
新入部員の名前は天野真琴(あまのまこと)。
美人で噂になっていた転校生でした。
男っぽい糸とは正反対の女性らしい容姿をしている真琴ですが、
糸とよく気が合いすぐに仲良くなります。
抜群の演技力と美しい容姿を持つ真琴は、
決して人前で着替えたりしません。
真琴はその理由が幼い頃の事故で
背中に傷があるからだと糸に打ち明けます。
普段あまり女子同士でベタベタするのが苦手な糸も、
自分にだけ秘密を教えてくれたことに不謹慎ながらも
嬉しく感じていたのでした。
確かに糸は男にしか見えないですね。
かっこいいヒロインも素敵です。
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Wジュリエット のネタバレと感想
そんなある日の放課後、真琴が糸の家に遊びに来ることに。
そこでちょっとしたトラブルがあり、
糸と真琴はずぶ濡れになってしまいます。
真琴がシャワーを使っている間に糸が真琴のために
着替えを取りに行って戻ってくると、
真琴がちょうどシャワーから上がったところに鉢合わせてしまいます。
真琴の裸を見てしまった糸は大絶叫。
なんと真琴は男だったのです。
真琴の本当の名前は成田真(なりたまこと)。
役者になるという夢を父親に反対されていて、
高校生活を誰にも気づかれずに女として過ごすことが
夢を認めてもらう条件なのでした。
真の事情を聞き協力を申し出る糸ですが、
真が男だと知ってからなぜだか変に意識してしまって・・・。
ものすごい理由で女性のふりをしている真ですが、
個人的にはオカマとかじゃなくてよかったと思ってしまいました。
ある意味男前な行動力です。
それから糸と真は自然と惹かれ合っていきますが、
二人が気持ちを確かめあったあとも、
真が男だと気付かれそうになったり真に婚約者がいることが判明したりと
トラブルが続きます。
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Wジュリエット まとめ
タイトルやヒーローが女性のふりをしているというところから、
あまり男らしさはないヒーローなのかなと思っていました。
ですが素の状態の真はかなり男前ですし、
男っぽい糸もふとしたときに可愛らしい一面も見られますね。
真の設定もそうですが、現実ではちょっと考えられないような
ファンタジックな要素もあって楽しめました。
ラブストーリーというより青春ストーリーと言った感じで
爽やかな二人の関係が描かれているので、
恋愛ものが苦手だという人にも楽しめる作品だと思います。
この作品は全14巻で、完結しています。
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