篠原千絵先生の
「蒼の封印」を読みました。
女子高生、蒼子を突然のめまいが襲い、
今までの日常が全て崩されます。
蒼子は鬼を退治するために存在するという”西家”から
執拗に命を狙われるようになります。
”西家”は蒼子を伝説の鬼だと言うのですが…。
「蒼の封印」で検索して下さいね。
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蒼の封印 のあらすじ
高校一年生の桐生蒼子(きりゅうそうこ)は
家族とともに新興住宅地のマンションへと引っ越してきました。
転校初日の朝、駅へと急ぐ蒼子を突然のめまいが襲います。
気分が悪いまま学校での一日を過ごす蒼子。
しかしそれはこれから始まる恐ろしい事の序章に過ぎなかったのです。
翌日も学校へ行くものの、気持ちの悪さは
一向に収まる気配がなくひどさを増していきます。
保健室で養護教諭に相談しているところへ、
学校の不良グループの男子生徒香椎(かしい)がやってきました。
彼は学校の理事の息子で学内でもやりたい放題なのです。
香椎は仲間に命じて蒼子と保健室で無理やり二人きりになり、
力ずくで蒼子をベッドへと押し倒しました。
泣き叫ぶ蒼子。
彼女が心から叫んだ瞬間、蒼子の目の色が変わり
周囲には蒼い火がいくつも現れました。
蒼子は気絶し、数分後気が付いたときには香椎の姿は消えていました。
しかも着ていた服が一式その場に残されていたのです。
そして蒼子の気分の悪さはウソのように消えていたのでした。
人間が目の前から消えてしまったショックから
蒼子は学校を3日も休んでしまいますが、
同級生からの電話で香椎が普通に登校していることを知ります。
翌日学校へ行った蒼子は全くの別人が香椎として
学校に入り込んでいるのを見ることになるのです。
蒼子を襲った香椎はもう悪人顔で下品な感じなんですけど、
成り代わっている”ニュー香椎”はとんでもなく美青年。
髪の毛さらさらですよ。
やはり篠原先生が描く美青年は素敵ですね~。
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蒼の封印 のネタバレと感想
全くの別人なのに周囲は普通に香椎を受け入れています。
クラスメイトに聞いても皆、彼が前からいる香椎だと言うのです。
不思議に思う蒼子ですが学校での授業中にぞっとする視線を感じます。
それは物体を通り抜けて香椎が自分を見ているのだと感じるのですが、
放課後教室に一人でいる蒼子のもとへ香椎が現れます。
お前は何者だ?と蒼子に問う香椎。
また蒼子は香椎に組み伏せられ服を脱がされてしまいます。
そして再び現れるいくつもの蒼い火。
香椎は蒼子が”東家”の”蒼龍”に違いないと告げるのです。
蒼子を殺そうとする香椎。
その手から逃げ出した蒼子は、
気分が悪くなりよろよろと体育倉庫へと逃げます。
そして解放してくれた見知らぬ女子生徒を、
知らず知らずのうちに食べてしまうのでした。
蒼子はどうやら人を食べる鬼なんですね。
そして香椎のフリをして学校にいる美青年は
西家の当主”白虎”の彬(あきら)といって、
蒼龍を殺すために存在しているのだそうです。
今まで普通に生活していた蒼子は西家に追われる身となり、
ついには頭から角が生え本当の姿をさらす事になります。
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蒼の封印 まとめ
しかし蒼子の心はか弱い女子高生なのです。
私は鬼なんかじゃないと、泣きながら訴える蒼子に彬は
心を奪われていくのです。
1巻ではまだまだ物語が始まったばかりですが、とにかく面白い。
美しい姿で人を食べる鬼、追われるものと追うものの
禁断のロマンスが展開されていくようです。
これは続きが気になります。
「蒼の封印」は11巻で完結しています。
人を食べる鬼を題材にしたアクションラブストーリーでした。
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