こなみ詔子先生の
「シカバネ☆チェリー」を読みました。
幼馴染みの開発した新薬を飲んで
ゾンビとなってしまった女子高校生がヒロインのラブコメディです。
あらすじを全く知らないまま読み始めたのですが、
ヒロインがゾンビになるというまさかの展開に驚きました。
作品自体はホラーというより、
ポップでコメディっぽい雰囲気が強いので読みやすかったです。
「シカバネ☆チェリー」で検索して下さいね。
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シカバネ☆チェリー のあらすじ
久良木美雨(きゅうらぎみう)はオカルト大好きの女子高校生。
毎晩夜中まで心霊スポットを巡るなどの夜更かしをしているせいで、
毎日の寝坊は当たり前。
学校へ行っても午前中は眠気に負けてダラけていました。
この日もいつものように寝坊をして幼馴染みの
三吉羽瑠(みよしはる)に起こしてもらい、
なんとかベッドからでる美雨。
そんな美雨に羽瑠は毒々しいピンクの薬の入った小瓶を差し出します。
その薬の名前は「チェリースープ」。
科学オタクの羽瑠が作った細胞が活性化するという新薬でした。
ヒロインが可愛いですね。
ありきたりな感じではなくマスコット的な可愛さがあって交換が持てます。
「チェリースープ」を一滴飲んだ美雨はまさに元気100倍。
いつものように寝不足なはずなのに体が軽くなり、
まるで生まれ変わったような気分の美雨。
この日、偶然に片思いしている桃野くんと美雨が
お互いにオカルト好きだとしり、
なんと美雨は桃野くんにホラー映画を一緒に見に行かないかと誘われたのです。
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シカバネ☆チェリー のネタバレと感想
ところが、約束の日に高熱を出してしまった美雨。
どうしても元気になって映画に行きたい美雨は、
羽瑠から「チェリースープ」を奪って一気に飲み干してしまったのです。
テンションMAXとなった美雨は
ものすごいスピードで走って出かけますが、
そのまま止まれずに電柱へ激突。
頭を強く売って救急車で運ばれてしまいます。
なんと美雨が目を覚ましたのは霊安室。
どうやら美雨は死んでしまったようなのです。
「チェリースープ」によって細胞が活性化されて生きるシカバネ、
まさにゾンビとなってしまった美雨ですが、
桃野くんとの映画のことで頭がいっぱいで
自分の状況にまだ気づかないままで・・・
まさかの展開にびっくりしました
少女漫画なのにヒロインが死んでしまうなんて。
でもますます物語に引き込まれますね。
その後、美雨本人も自分がゾンビであるということに気づきますが、
自分がゾンビになったときよりも、
桃野くんがゾンビ嫌いだと知ったときの方がショックを受けていましたね。
桃野君だけでなくピンチの時に助けてくれる幼馴染み、
波瑠との今後の展開も気になります。
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シカバネ☆チェリー まとめ
展開はコメディ色が強いのですが、
「もし薬の効果が切れてしまったら」とか
「たとえ桃野くんと両思いに慣れたとしてもその後はどうするんだろう」
とか考えてしまって、なんだか切ない気持ちにもなってしまいました。
ただ奇抜な展開で驚かせてくれるだけでなく、
ストーリーもしっかりしているので思わず一気に読みすすめたくなる作品でした。
この作品は全3巻で、完結しています。
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