吉野マリ先生の
「ビューティー・バニィ」を読みました。
化粧っ気の全くない、
生活感にあふれた女子高生がある男子生徒との出会いをきっかけに
メイクやキレイになることに興味を持ち始めていく
というストーリーです。
以前、同じく吉野マリ先生の作品で
「桃色ヘブン!」という作品を読んだことがあり
とっても面白かったので、今作にも期待大で読み始めました。
裏表がない性格でどこか抜けているヒロインと、
イケメンだけど口が悪いヒーローの掛け合いはとても面白かったですし、
コメディー要素もたくさんある作品でとても楽しめました。
「ビューティ・バニィ」で検索して下さいね。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
ビューティ・バニィ のあらすじ
柚原小羽(ゆずはらこはね)は
母一人子一人の家庭で育った17歳。
ある時、「銀座一のホステスを目指して、もう一回人生の花を咲かせよう」
という母・柚原美香(ゆづはらみか)の思いつきによって
東京へ引っ越してきます。
コスメおたくで美容に大金をかける美香とは違い
化粧や美容に全く興味のない小羽は、
眉毛は整えていないし洗顔後の化粧水も使いません。
転校初日、小羽は化粧品会社「八嶋コスメティック」の御曹司で
ヘアメイクの技術もプロ並みのクラスメート・八嶋伊織(やしまいおり)に
面と向かって「ブス」と言われてしまいます。
すっぴんでも十分に小羽はかわいいと思いますが、
それだけ伊織の審美眼は厳しいということなのでしょうか。
とにかく明るくて表情豊かなヒロインで同じ女性から見ても好感が持てます。
伊織の言葉に腹を立てる小羽ですが、
母・美香の代わりに美香の勤め先のマネージャーに会いに
ホテルのパーティー会場へ行った際、
そのマネージャーにも同じように「ブス」と言われて傷ついて泣いてしまいます。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
ビューティ・バニィ のネタバレと感想
そこへ伊織の妹でモデルの妃弥子(ひみこ)が現れ、
小羽は彼女に連れられてホテルの一室に行きます。
「ここで待ってて。」というメモを残して部屋を出ていく妃弥子。
入れ替わりで入ってきたのは伊織でした。
「ブス」と言ってきたマネージャーを見返したくないか、
という伊織の提案に乗り、
小羽は伊織にメイクをしてもらうことに。
伊織のメイクにより可愛く変身した小羽は、
次第にメイクやキレイになることに興味を持っていき・・・。
先ほども書きましたが、
小羽は化粧しなくてもかわいいです。
ただ、メイクをしているときの伊織はかっこよかったですね。
大人もドキッとするようなセリフを言ってくれます。
実は、妃弥子と伊織は同一人物だったのですが、
それを踏まえて読むと口ではひどいことを言っていても
伊織がなんだかんだと小羽のことを気にかけているのがわかり、
なんだか微笑ましいです。
小羽と伊織がこの先どうなるのかはもちろんですが、
伊織の親友でイケメンの弓削乙彦(ゆげおとひこ)が
これから二人にどうかかわっていくのかも気になりますね。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
ビューティ・バニィ まとめ
イケメンが2人に性格のいい主人公、
ラブコメディでもありシンデレラストーリーでもあるという
少女漫画の夢が詰まった作品でした。
ビューティ・バニィはこの全8巻で、完結しています。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら