筑波さくら先生の
「そらのおと」を読みました。
この漫画はミュージシャン志望のお気楽ガール、玲央と、
カタブツ名門大学生、鈴、
正反対の二人のルームシェアを描いた恋愛漫画です。
「そらのおと」で検索して下さいね。
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そらのおと のあらすじ
この漫画の主人公である在良玲央は、
将来ミュージシャンになることを夢見ている女の子です。
人と関わることが好きな彼女は、
今までの一人での生活を変えるために、
ルームシェアを決断するのですが、
そこで玲央は田丸鈴という人と
ルームシェアすることが決まります。
鈴という名前から女の子だと推測し、
鈴との生活を楽しみにしていた玲央でしたが、
なんとそこに現れたのは
眼鏡をかけた男の子だったのです!
鈴もまた玲央という名前から
男だと思ってこのルームシェアを決断していたため、
二人は想像もしていなかった事態に困惑してしまいます。
その上鈴は社交的な玲央とは正反対の性格なので、
仲良くしようと迫る玲央に対して、
「オレそーゆーのいいんで」と
ぴしゃりと言い放ってしまいます。
玲央はもともと
男のバンドメンバーと一緒にいることが多く、
なんだかんだ鈴との同棲という状況を
楽しむようになるのですが、
一方の鈴は合コンに対しても嫌悪感を持っているため、
例え相手が男っぽい玲央であったとしても、
部屋の中でリラックスした表情を見せることはほとんどありません。
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そらのおと のネタバレと感想
そんな鈴と、なんとしてでも
仲良くなろうと考えた玲央は、
ないがしろにされればされるほどに、
積極的に鈴に関わろうとします。
正反対の二人が同棲という設定だけでも面白いのに、
女の子の方が積極的な恋愛漫画は
なかなか見たことがなかったので、
新鮮な設定に胸が高鳴りました!
あまりに熱心に迫ってくる玲央に
徐々に根負けし始めた鈴は、
少しずつ玲央に対して心を開くようになっていくのですが、
ある日、ちょっとしたことで二人は喧嘩してしまいます。
玲央は鈴に、
「声聞きたくないんだけど」と怒鳴られてしまった上、
その日の内にバンドメンバーから、
ミュージシャンになることを諦めようと言われてしまったために、
さすがの彼女でもすっかり落ち込んでしまいます。
おしくもその日は玲央の誕生日であり、
最悪な誕生日だと思いながらも、
歌うことが諦めきれなかった玲央は、
街行く人に「下手くそ!!」と罵られながらも
雨の中、一人でライブを決行します。
鈴にどんなに冷たく扱われたとしても、
決して笑顔を絶やさない玲央だっただけに、
このシーンがとても痛々しく見えて
胸が締め付けられるような思いになりました。
誰も聞いてくれない中、
一心不乱に歌い続ける玲央でしたが、
そんな中一人だけ聞いてくれた人がいました。
それが、今朝喧嘩した鈴だったのです。
鈴は、玲央にバースデーソングをプレゼントし、
今まで見せたことのないような笑顔で「帰ろう」と
玲央に声をかけるところでこの巻は終わります。
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そらのおと まとめ
もともと鈴は整った顔立ちをしているのですが、
いかんせん玲央の前では常に無表情だったため、
取っつきにくいオーラが満載でした。
だからこそ、最後に玲央に対して笑いかけるシーンでは、
思わず心が掴まれてしまいました!
最後のシーンで、鈴の友達であるイケイケな男の子が
玲央の前に現れるのですが、
この男の子が二人の仲をどうひっかき回していくのか、
今後の展開が楽しみです!
「AneLaLa そらのおと」は四巻で完結しています。
この漫画は、前向きな主人公を
思わず応援したくなってしまう漫画でした!
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