遠山えま先生の
「わたしに××しなさい!」を読みました。
鋭い目つきと冷え性のせいで、
周りから「絶対零度の雪女」と怖がられている氷室雪菜。
そんな彼女の本当の姿は、人間観察が趣味で、人気携帯小説の作者。
彼女の最近の悩みは、恋愛経験がないため、恋愛ものの小説が書けないこと。
それを解決するために、彼女は弱みを握った同じクラスの男子、
北見時雨を利用することに!
さっそく、時雨に出される指示。
私に××しなさい!
「わたしに××しなさい!」で検索して下さいね。
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わたしに××しなさい! のあらすじ
声をかけた鬼教師さえ撃退してしまう
クールな眼差しを持つ氷室雪菜。
目力が強く、末端冷え性のため手先が冷たいため、
ついたあだ名は「絶対零度の雪女」。
子どもの時から、その鋭い目つきと冷え性のため、
友達ができなかった雪菜は、人間観察が好きで、
妄想したことをもとに携帯小説を連載している。
そんな雪菜の最近の悩みは、
読者が期待する恋愛を題材にした小説が書けないこと。
そんな時、同じクラスの北見時雨が、
雪菜を除くクラス全員の女子から告白されるか、
ゲームのように試していたことを知ります。
北見、前髪が長めなキザな印象です。
雪菜は、秘密を知る前から、
北見の笑顔が嘘っぽいことに気が付いていました。
かなりの観察力です。
それを知った雪菜は、いいことを思いつきます。
なんと、雪菜は、北見に、それをばらされたくなければ、
「わたしのこと、好きになりなさい」と言います。
自分は恋愛経験をしたいから、
自分を好きになって、キスをしたり、手をつないだり、
抱きしめたり、愛の告白をしろということでした。
顔で選んだのかという北見に、
「おまえが相手なら、良心がいたまない」という雪菜。
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わたしに××しなさい! のネタバレと感想
なかなか辛辣な発言です。
さっそく、手をつなぎなさいという雪菜。
女子の心をもてあそぶ北見ですが、
雪菜と手をつないで、かなり動揺しているようです。
もしかしたら、今までにない展開に、かなりドキドキなのかも?!
翌日、なんとか反撃しようとする北見ですが、
逆に雪菜にやりこめられ、結局また雪菜のいいなりに。
今度は抱きしめるように言う雪菜。
そして、キスを迫った時、女子に見られてしまいます。
翌日、女子から嫌がらせを受ける雪菜ですが、
そんなことでやられる雪菜ではありません。
なんとか雪菜の弱点を探ろうとする北見。
そして、次のミッションである、
キスを雪菜が迫った時、雪菜の弱点が発覚!
なんと、雪菜は、幼い頃のトラウマで、
眼鏡を通してではないと、人を見たり、見られることが怖いのです。
弱みを握られてしまったことで、
北見との疑似恋愛はやめるしかないと思う雪菜ですが、
何故か胸がチクチクします。
始めて異性に触れたのが北見だったことで、
雪菜は北見に特別な感情を抱き始めたのですね。
これもひとつの恋の始まり方ですね。
その正体がわからない雪菜。
そして、雪菜のとった行動は?!
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わたしに××しなさい! まとめ
恋愛経験のない雪菜が一つ一つ初めて経験する恋人同士の行為が、
小説の文章として、丁寧に言語化されているのが特徴的です。
これが、読んでいてとてもドキドキします。
雪菜が初めて触れる、初めて眼鏡をとって見る相手北見、
北見も、初めて思い通りにならない女子雪菜。
そんな二人の、ある意味初々しい恋愛の行方が楽しみです。
「私に××しなさい!」は19巻まで出ていて、完結しています。
この作品は、恋愛のありきたりな出来事を、
小説のように言語化されることで、よりドキドキできる作品です!
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