やまもり三香先生の
「椿町ロンリープラネット」を読みました。
父親の借金をきっかけに、作家の家に家政婦として住み込むことになった大野ふみ。
気難しそうで、にこりともせず、生活は謎だらけの家主木曳野暁。
ふみの奉公生活は前途多難?!
椿町の古民家でスタートした雇用主と労働者の奇妙な同居生活。
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椿町ロンリープラネット のあらすじ
母親を早くに亡くし、父親も借金のため遠くに働きに行き、
さらに家も立ち退かなければいけないという
状況に置かれている女子高生、大野ふみ。
父親が最後にふみに残してくれたのは、
木曳野暁という作家の家での家政婦の仕事。
そんな状況でも、借金返済の皮算用を目を輝かせながらするふみ。
そこいらの主婦よりよっぽど庶民じみてしまっているのが残念ですが、
目がクリっとしたとても可愛らしい女子です。
そんなふみの奉公先であり、新しい家は、椿町にある趣ある古民家。
いざ奉公に・・・と向かうふみでしたが、そこで見たものは・・・!?
なんと、玄関先に倒れている男性。
慌てるふみですが、起き上がり、ふみの名前と年齢を聞いて、
小娘と言い放つ男。
家主は年配の作家だとばかり思っていたふみでしたが、
この男性こそ、作家で家主の木曳野暁なのでした。
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椿町ロンリープラネット のネタバレと感想
長く伸びた黒髪に、切れ長の目、男性らしい骨格・・・
一見モデル様にカッコイイです。
ふみの目にはそう映ってないようですが・・・。
使えない小娘・・・という暁の発言に闘争心に火をつけられたふみ。
連日、家政婦としての仕事をきっちりこなします。
しかし、食事について言い合いになり、ふらっと前の家の前まで来るふみ。
そこへ暁がやって来て、帰るぞ・・・と言います。
暁は、編集担当であり、ふみを紹介した幼馴染に、
ふみの境遇を聞いたのでした。
家に帰ると、ふみの部屋が用意されていて・・・。
暁なりにふみを受け入れたようです。
こうしてスタートした主従関係のある二人の生活。
謎多き暁の生活も、なんとなく理解できるようになり、子どものように明るい表情、
誉められて照れる顏・・・そんな暁の色々な一面に触れ、
暁とうまくやっていけそうに思ってきたふみ。
そんな矢先、下着泥棒と遭遇したふみ。
暁に迷惑をかけないようにと、一人で立ち向かいますが、
逆に襲われそうになったところを暁に助けられます。
恐怖にうずくまるふみに、
「オレが守ってやる 頼れ」と言う暁。
それ以降、暁を意識して暁を避けるふみ。
さらに、ふみにからんでくる転校生。
ふみの彼氏疑惑浮上や、暁の風邪。
ふみは自分の心にある気持ちに気づき始め・・・?!
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椿町ロンリープラネット まとめ
やまもり先生の描く大人男子は兎に角かっこいいです。
前作に引き続き、大人男子の色気と、
古き良き時代の女子との恋愛になるかならないか・・・
そんな日々が、読んでいてとても面白いです。
個人的には、ふみの考え込む横顔がとても美しくて好きです。
そして、暁が痴漢撃退後にふみに言ったセリフが最高に胸キュンでした。
また、丁寧な描写とセリフが、読んでいて小気味よく、気持ちがいい漫画です。
「椿町ロンリープラネット」は7巻まで出ています。
この作品は、魅力的な二人が少しずつ距離を近づけていく様子に、
胸キュン間違いなしの作品です!
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