くらもちふさこ先生の作品、
「天然コケッコー」を読みました。
田舎に住むヒロインが初めてできた同級生と
初めて恋をするラブコメディです。
この作品は2007年に夏帆さんと岡田将生さん主演で
実写映画化されています。
柔らかいタッチの作画が作品の雰囲気に
マッチしていてよかったです。
単行本のカバーがよくある漫画の表紙とは少し違っていて、
登場人物が一人も描かれていないのが印象的でした。
個人的にすごく好きで、全巻揃えたくなってしまいました。
「天然コケッコー」で検索して下さいね。
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天然コケッコー のあらすじ
右田そよ(みぎたそよ)は村の学校で唯一の中学二年生。
この村では子供の人数が少ないため、
小学校と中学校がつながっていて
中学生はそよを含めて4人しかいませんでした。
そのため、そよは「お姉さん」的な存在で、
小学生の子のお漏らしの後始末をしたり、
下級生の面倒をよく見ていました。
ヒロインがすごくかわいいですね。
もちろん美少女に描かれてもいるのですが、
三つ編み素朴な雰囲気と方言で喋る姿がいいですね。
そんな学校に東京から中学二年生の男子が転入して来ることに。
転校生が来る日、そよは初めての同級生に
期待に胸を膨らませていました。
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天然コケッコー のネタバレと感想
転校生の名は大沢広海(おおさわひろみ)。
同級生だからと学校の案内をするように
先生から言いつかったそよは、
背が高くて都会の雰囲気がただよう大沢くんにドキドキしますが、
大沢くん本人はどこかそっけない態度です。
給食の時間、
「手よく洗った?アンモニアくさいデザートなんていやじゃん」
と言われていまいます。
実は、その日も小学生のさっちゃんが
お漏らしをしてしまったのでそよは汚れた服を洗ってあげていたのですが、
その姿を大沢くんに見られていたのです。
その発言に失礼だとムッとしてしまうそよ。
その後も「良かった店あるんだ」「この村は医者いるのかな」など
大沢くんの発言がなんだかそよたちをバカにしているように聞こえてしまって・・・。
大沢くんは素朴なそよと対照的に描かれていますが、
なんだかお似合いに見えもしますね。
結局、大沢くんには悪気があるわけでもなく、
そよともいい雰囲気に。そよと大沢くんは少女漫画らしく
美男美女の見た目ですが、その他のキャラクター達が
見た目も個性豊かで楽しませてくれました。
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天然コケッコー まとめ
「こんな人いそう」と思わせる絶妙なキャラクター達で、
少女漫画だとメイン以外のいわゆるサブキャラ達は
似たりよったりになりがちですが、
この作品はどのキャラクターも見た目も性格も
それぞれ違うのがとても良かったです。
映画も原作もこの作品自体知らなかったのですが、
読み終わると漫画というより小説のような雰囲気のある作品で、
実写映画化も納得という感じでした。
この作品は全9巻で、完結しています。
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