タカハシマコ先生の
「それは私と少女は言った」を読みました。
サスペンス漫画です。
鳥子という女児に事件が起こった後に、
友達である少女たちにインタビューをする、
という印象の振り返りが入りつつ、物語が進みます。
「それは私と少女は言った」で検索して下さいね。
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それは私と少女は言ったのあらすじ
小学生でありながら
高校生の役を主演する女優 駒沢鳥子。
映画のタイトルは
「誰がこまどり殺したの?」で、
鳥子は原作の主人公駒沢トリコと同名ということもあり、
主演に抜擢されました。
売り出し中の女優といった様子で
マスコミからの支持も厚く、
将来を期待されています。
そんな鳥子のプライベートは、
普通の学校に通う小学生。
ですが、同級生たちはやはり鳥子のことを
自分と同類とは思っておらず、
特別な目で見ています。
主な登場人物は、鳥子と次の5人です。
①鳥子の熱狂的なファンである【咲菜】
②学級委員長タイプで仕事で鳥子に対する妬みも強く、仕事で休学等する鳥子を目の敵にする【映美】
③大人しくて鳥子にも優しくしてもらっていた【ヒバリ】
④同じ塾に通う隣のクラスの【鳩村】
⑤父子家庭で学校でも携帯持参の許可をもらっている大人しいタイプの【鈴芽】
同じクラスに女優がいたら特別扱いされるのは当然ですよね。
本人が望んでいなくてもそういうものだと思います。
この5人間にも複雑な人間関係があり、
なんだか異質さが表れています。
それこそがこの漫画の核になる部分であり、
鳥子の事件にも繋がっていった、
その謎を読み解いていくのがこの漫画の面白いところです。
映美はヒステリックに友達を注意するため
周りもに疎まれています。
そんな映美は、鳥子が鈴芽の携帯を踏みつけたのを
目撃したと主張するけれど、
誰にも信じてもらえません。
当の本人である鈴芽も
「何もされていない」と傷一つない携帯を見せ、
あまり語ろうとしません。
あれ、3月に買ってもらった携帯が、
夏ごろの様子の今、
傷一つないっておかしくないですか?
伏線ぽいです。
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それは私と少女は言ったのネタバレと感想
映美は、ストーカー気質で、
鳥子が映画の役で手首に血の付いた
包帯を巻いているシーンがあったから、
と同じように血をにじませた包帯を巻いてたりして…
気持ち悪いです。
鳥子に届けないといけないものができて、
結局5人で届けることになります。
向かう途中の踏切で5人の目に写ったのは、
踏切の向こう側にいる様子のおかしい鳥子。
何かを探しているようにも思えた鳥子は
電車の来る線路に向かい、
はねられしまいます。
遺書もなかったため理由は謎のまま、
世間を騒がせました。
シーンが変わって、高校生活。
5人は同じ高校の同級生として再開します。
会うのはお葬式以来初めてです。
高校デビューしたかのように
劇的に変わった映美。
メアドを交換しよう!と誘い、
皆が携帯を揃えたとたん、
一斉にメールが入ります。
自分たちだけに届いた、
ブログのアドレスのみが書かれたフリーメール。
開いてみると、
「今日は高校の入学式です。」
から始まる日記のようなブログ。
そのブログ主の名前は…
「駒沢トリコ」。
誰がこまどり殺したの?
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それは私と少女は言った まとめ
きゃー!怖い、ぞっとしました。
死んだ人間がブログ書いてて
そのURLが自分たちだけに届くって何ですかそれ!
この5人の中に鳥子死ぬように促した犯人がいるのも、
ブログを書いた人がいるのも間違いないです。
それは同一人物なのか。そして誰なのでしょう。
思わず最初から読み直しました。
「それは私と少女は言った」は6巻まで出ています。
女の世界の怖さも垣間見える、推理小説のような面白い作品です!
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