筑波さくら先生の
「ペンギン革命」を読みました。
ひょんなことから芸能事務所で
マネージャーとして働くことになった女子高生。
担当しているタレントを売り出すために
七転八倒の生活が始まります。
「ペンギン革命」で検索して下さいね。
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ペンギン革命 のあらすじ
名門進学校に通う藤丸ゆかりは高校一年生。
実は彼女には“ある能力”があるのです。
それは芸能人などのスターの背中に、
大きな光る翼が見えるというものでした。
スターの才能や素質によってその翼の大きさは様々。
ある日、学校内で金色に光る大きな翼を持つ生徒を見つけます。
生徒会長と副会長の葛城涼子でした。
その後涼子が男子生徒に絡まれているところを
偶然目撃したゆかりは思わず止めに入り、
男子になぐられそうになります。
あわや、というところで逆に涼子にかばわれます。
水に濡れてしまった涼子に自分のジャージを渡すゆかり。
ところがうっかり涼子の着替えを見てしまい、
驚愕の事実を知ります。
生徒会副会長の涼子は実は男の子だったのです。
この作品のタイトルは前から知っていたんですけど、
実はペンギンの飼育員の話で
動物ものだと思っていたんですよ。
読んでみたら全く違う芸能界ものだったわけです。
しかも、面白い!
作画も上手だし、話のテンポがすごくいいです。
光り輝くタレントさんたちもかっこいいし、
反面主人公のゆかりが
すごく地味なのも好感が持てますねぇ。
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ペンギン革命 のネタバレと感想
葛城涼子の正体は“ピーコック”という
有名な芸能事務所のタレント“葛城涼”でした。
ピーコックではタレントのランキングがあり、
あまり売れていないタレントの涼は
一番最下層の“ペンギン”と呼ばれています。
タレントのデータは徹底的に秘密にされているため、
私生活では変装が義務付けられています。
だから涼は女子の恰好をして学校にいるわけですね。
こんなにあっさりとゆかりに
秘密をばらしてもいいのかと思いますが、
ゆかりはしっかりと秘密を守り、
涼ともどんどん仲良くなっていきました。
そんなある日、ゆかりの父親が
会社をつぶして夜逃げをしてしまいます。
ゆかりにはふざけた文章のメールを1本よこしただけです。
今までもこういうことが何度も繰り返されていたようで、
ゆかりもあっさりとそれを受け入れ、
公園で野宿でもするか~と考えています。
見かねた涼はゆかりに
「オレのマネージャーにならないか」と提案するのです。
事務所社長に許可をもらいにいった2人に、
社長は提案をしてきます。
それは男のマネージャーとして変装して仕事をすることと、
試験を受けることでした。
試験も全てクリアしたゆかりは
無事に涼の男マネージャーになり、
涼のマンションに同居することになりました。
実は他にも同居人がいて、
それがなんとピーコックのNO.1タレントである綾織真だったのです。
綾織の背中に金色の大きな翼が見えたゆかりは、
それが学校で見かけた生徒会長と同じだということに気が付きます。
ふたりとも学校では正体を隠していたのです。
そしてゆかりも女の子だという正体をかくしたまま、
マネージャーとして仕事をしていくのです。
仕事としても友達としても、
涼を売り出すために必死になるゆかり。
涼と一緒にテレビで体をはったり、
お芝居を見に行ったりと忙しい日々を送ります。
芸能界ですから意地悪な先輩がたくさんいて、
足をひっぱられそうになることもたびたびですが、
涼はそんないじめにも負けず
絶対にNO.1になってやる!と燃えています。
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ペンギン革命 まとめ
ゆかりもそんな涼を応援してがんばっていきます。
このふたり、すぐに恋とか愛とかにならないところがいいんですよ。
ほのぼのしてて可愛い。
ペンギン革命というぐらいですから、
底辺にいる涼がいつかトップにたつんじゃないでしょうかね。
続きが気になります!
「ペンギン革命」は7巻で完結しています。
私のように動物ものだと思いこんでいた人にぜひ読んでいただきたい、
芸能界を舞台にした青春ピュアストーリーでした。
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