いなだ詩穂先生の
「悪夢の棲む家 ゴーストハント」を読みました。
阿川翠と母が念願だったマイホームに
引っ越したのは半年ほど前。
翠は下見に行ったときからちょっと嫌な感じがしてたんです、
「どうして誰もいないの……？」
気が進まなかったけれど母が気に入っていたので
暮らし始めたその家では、
次々と不可解な出来事が起こり始め…！
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悪夢の棲む家 ゴーストハント のあらすじ
「渋谷サイキック・リサーチ」は
心霊現象の調査を専門に扱っている会社。
会社員の翠（24）は
公務員の従兄弟・広田正義（24）とこの会社を訪れます。
引っ越した家で次々と起こる怪現象に悩まされ、
藁にもすがる思いで調査の依頼に来たのでした。
電化製品が次々に故障する、
電話には雑音が入る、
テレビはノイズがひどくて画面も音も途切れがち、
何度修理に出してもまた壊れてしまう、
何よりブレーカーがしょっちゅう落ちるので
何かのスイッチを入れるたびにびくびくしてしまう、
梅雨に入ってからは雨漏りがひどくなり
修理したそばから雨漏りでシミやカビだらけ、
湿気のせいか家の中で変な臭いがする…
何かが腐ったみたいな…、
そして、、、
…誰かが覗いてる気がする、
なんだか外から監視されてるような気配がある…、
夏になってからはクーラーの故障、
いつのまにか設定が暖房に変わっている事も、
お風呂に張ったお湯が真っ赤だったり…
水道から赤錆が出てる？
修理の人や業者に何度見てもらっても
なんともないと言われる、妙な電話がかかってくる、
混線しているみたいな感じで雑音がひどいうえ
相手の声がすごく遠くてそのうちに切れてしまう、
かけてくる相手にも心当たりがない……、
とまぁ本当に次から次へと不可解な現象が起こり、
二人はノイローゼ寸前なのです。
その会社で働いているのは、
見るからに若そうな人達です。
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悪夢の棲む家 ゴーストハント のネタバレと感想
最初に応対してくれた谷山麻衣は
なんと高校2年生の女子。
うちの所長は無能な人間に
調査員の肩書を与えるほど甘くない！
とはいうものの不満げな広田。
そして所長は渋谷という若い男性。
…どうも広田には何かワケあって
この渋谷のことを探っているようですがそれははたして…！
一通り話を聞いた麻衣が言うには、
ポルターガイストの可能性はあるけれども断言できず、
人の無意識が起こす人の仕業かもしれないけれども…。
翠の家の隣に住む笹倉さんという家族、
それがどうも怪しい雰囲気ぷんぷんです。
やたらとうちの事情や家の中の様子を聞きたがったり、
愛想がよすぎて気味が悪いと翠の母は言います。
あの人…家の中に入ってきてるんじゃないかしら、
とまで言う始末。
コワ～～！
渋谷の見立てでも、
一見して騒霊現象のようですがこれには疑問が残り、
電気系統のトラブルについては物理的に説明がつきそうだけど、
断言はできないということでいよいよ調査が始まります。
なにかというと心霊現象や超能力の類を否定し
つっかかってくる広田に対し、
渋谷たちが冷静かつ論理的に説明し話を進めるところが、
こちらも謎が解けていく爽快感を味わえます。
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悪夢の棲む家 ゴーストハント まとめ
心霊現象かと思わせておきながら隣人の仕業が判明し、
しかしそこからまたさらに霊的現象の謎解きに入っていくのが、
二転三転する面白さがあります。
最後まで話の続きが気になって仕方ないです！！
「悪夢の棲む家 ゴーストハント」は10巻まで出ています。
「悪夢の棲む家 ゴーストハント」は
オカルトやサスペンス好きを唸らせるような作品でした！
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