近由子先生の
「女なのでしょうがない」を読みました。
アラサーこじらせ女子がテーマの漫画です。
自分のことを言っているのでは!?
と思うほど共感する部分が多すぎて、ついのめり込んでしまいました。
「女なのでしょうがない」で検索して下さいね。
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女なのでしょうがないのあらすじ
青木・君島・風間の3人を追いかけているのですが、
みんなそれぞれ違う悩みを持ち、苦しんでいます。
青木美希は女としての美貌と
責任ある仕事を両立させ
うまく立ち振る舞うキャリアウーマン。
親や周りは女は結婚し、
子供を産むもの、
そう決めつけられていることにいら立ちを感じ、
仕事に打ち込むのですが、
30も過ぎ売れ残りになっていってる自分にも
嫌気がさしています。
料理もせず半額になったお弁当や
カップ麺で食事を済ます日々。
唯一の楽しみは貯金をすること。
そんな自分にも”半額シール”を貼るくらいが
ちょうどいいと嘆きます。
仕事でも怒られ、
上司のミスですら押し付けられ、
これだから女はと罵られ、
同僚からは陰口をたたかれ、
心も身体もボロボロになってしまいます。
そんな状況でも食らいついていかなくてはならない、
女が職場で生き残っていくことの大変さを実感します。
青木に共感するからこそ
青木の周りの上司たちに
腹がたってしょうがありません!!
それでもたまたま話を聞いてくれた男の子がいて、
泣きわめいて倒れてしまったけど、
どこかすっきりしている自分がいて、
また日常に戻っていける…
女の強さを見れます。
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女なのでしょうがないのネタバレと感想
君島旭はガサツ女子。
料理はするけど見た目には気を使わず、
胸もない、背も高い、
そんな女を秘かに想う男なんていないと、
女らしくすることに極端なコンプレックスがあり、
自分は不可な女だと思い込みます。
そんな男勝りな現状を風間に陰口たたかれます。
それを聞いた君島は
トイレのドアを蹴破り文句を言おうとするも、
なにも言い返せないことに気づきます。
そのまま家に帰り不満を爆発させ暴れていると、
隣の中学生が心配して駆けつけてきます。
当り散らすように気持ちをぶつけると、
なんと君島のことを好きだと言うのです。
中学生だし、
自分の半分の歳もいってない男の子だけど、
君島にとってはその言葉だけで十分で、
たくさんのことが解決していきます。
恋愛していないとか、
想われないとか、ガサツだとか、
そんなこと関係なくって、
しっかり自分を見ていてくれる人はどこかにいて。
それがどんな相手であろうと、
その人の存在ですべてが変わってしまったり、
救われるのです。
自分はそう思えたかな?
嫌な自分に逃げてないかな?
そう思わせてくれる、
女に戻らせてくれるような内容でした。
最後に風間ちはるはまだ20代前半、
2人とは違い女を売りにして生きている風間は、
2人の女をなくしている様子が本当にいやで、
いら立ちを隠せません。
いくら悪口を言っても、
庇われなにもなかったようにふるまわれることにも嫌味に感じ、
どんどん嫌になっていきます。
そんな時上司に叱られ、
そんな時も今までと同じように女をだし謝りますが、
そこに対しても嫌味のように怒られます。
すると庇ってくれたのはなにも悪くない青木と君島でした。
その2人までもとばっちりを受けたことに
とうとう爆発するのです。
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女なのでしょうがない まとめ
2人はすごいと認めたことで自分の弱さを払拭します。
3人はそれぞれ悩みは違えど、
女であることでの悩みを抱えます。
これは女性なら誰しもが思っていることだと思います。
この作品は読んでいて本当にすっきりします。
つながりはあるものの、
ショートストーリーにもなっているのでとても読みやすく、
どんどん読めてしまいます。
こじらせ女子、アラサー女子だけでなく、
女性みんなに読んでほしい作品です。
「女なのでしょうがない」で検索してみて下さい。
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