村崎翠先生の
「未完成ラヴァーズ」を読みました。
5歳も年下の中学生から熱烈なラブアタック！
去年までランドセル背負ってたコドモと
お付き合いなんて考えられません！
だけど時々こころを揺さぶられたりして…。
「未完成ラヴァーズ」で検索して下さいね。
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未完成ラヴァーズ のあらすじ
北原琴乃は高校3年生、
大学受験を控えて予備校に通う毎日です。
そんな琴乃に1年前から
熱烈に言い寄っている男の子、有川直（ありかわなお）。
去年までランドセルを背負っていた中学1年生です。
ふたりの出会いは、直が友達とケンカをしているところを
琴乃が止めに入ったことがきっかけでした。
毅然とした態度でケンカを仲裁した琴乃に直が一目ぼれ。
それからずっと「好きだ」と言い続けられているのです。
だけど琴乃の理想は年上で
背が高くて頼りがいのある大人の男の人です。
中学生で5歳も年下の彼なんて眼中にありません。
断られてもめげずに学校帰りに迎えにくる直。
ある日、琴乃は直に空手の大会に
応援に来てほしいと言われます。
直は琴乃に空手を勧められて始めたのですが、
どんどん上達して上級者になっていたのです。
もしも優勝したらちょっとはオレの事
カッコいいとか思ってくれる？と尋ねてくる直。
カワイイ事言うな～と笑う琴乃。
それでも、ちょっとはカッコいいと思うかもと
琴乃が言うと直は嬉しそうにしています。
その時自転車にぶつかりそうになった琴乃をかばって
2人は道端に倒れこんでしまいました。
ふたりの顔が余りにも近くてお互いにドキドキしてしまいます。
琴乃も認めてはいるんですよ。
時々、直がドキっとする大人っぽい表情をすることを。
でも、ランドセル姿見ちゃってますからねぇ。
恋愛対象から外れちゃうのは仕方ないかな～とも思いますが。
でも直は顔も男前だし受験して有名私立に入るくらい頭もいいし、
空手もすぐ進級するくらい運動神経もいい優良物件なんですけどね。
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未完成ラヴァーズ のネタバレと感想
ケガをしながらも無事に空手の大会で優勝した直ですが、
琴乃との距離は一向に縮まりません。
ある日琴乃が大好きな俳優が出ている映画の試写会に
2人で行くことになりました。
中学生限定の特別試写会なので直と付き添いの大人という役割です。
それでも直は1日デートだと張り切っています。
デート当日、直はがんばって琴乃を
エスコートしようとするのですが、
そこは経験不足のためなかなかうまくいきません。
そして映画館でぐうぜん琴乃の
友達カップルに出会いましたが、
琴乃は思わずデートではなく子守りだと言ってしまいます。
口げんかになるふたり。
さすがに琴乃も反省しますが、
直はもう一回チャンスをくれと言って琴乃の手を引っ張って
夜景の美しい場所に連れて行きます。
改めて年上の彼氏が欲しいと言う琴乃に直は、
年上じゃなくったって、オレだってお前の事守ってやれる！
と強く言い返します。
今はまだしょうがないのは分かってる、
だけど絶対諦めないねぇから！
そう言いながらまっすぐ琴乃を見つめる直の瞳に、
琴乃はちょっと揺れるんですよ。
と、そこへ走ってきた男が琴乃に
ぶつかりバッグをひったくられてしまいます。
直は迷わず逃げた男を追いかけ、
階段下へ逃げたところを上からの大ジャンプで男に体当たりします。
男に馬乗りになり一件落着かと思いきや、
直が少し気を緩めたところを男が暴れ出し、
直が殴られそうになりました。
するとそこへ現れた男性が男を取り押さえ、
無事に警察に引き渡してくれました。
こういう時は大人を頼りなさい、と直の頭に手をやる男性。
子供扱いされて直は赤くなりますが、
ふと琴乃に目をやるとその男性を見て完全に恋に落ちてる様子。
しまいには「私の理想の人みつけた…」と顔を赤くしているのでした。
後日わかったことなのですがこの男性、
羽倉透也は琴乃が通う予備校で生徒の相談に乗っているチューターだったのです。
勉強の相談をしながらひったくりから
助けてもらったお礼を兼ねて2人で会う約束をした琴乃ですが、
ふたりで歩いているところを直が目撃してついてきてしまいます。
羽倉とふたりになったときに直は
羽倉にこれ以上琴乃に近づくなと牽制をかけますが、
逆に羽倉に本当に彼女の事が好きなら
今のままじゃ駄目だよと言われてしまいます。
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未完成ラヴァーズ まとめ
さて羽倉の真意は…。
いやいや続きが気になりますね。
直はあと数年経ったら間違いなくいい男になるんですけどねぇ。
中高生くらいだとちょっとした歳の差が気になったりするんですよ。
次巻が楽しみです。
「未完成ラヴァーズ」は3巻まで出ています。
中学生と高校生のキュートな歳の差ラブコメディでした。
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