ひうらさとる先生の
メゾンde長屋さんを読みました。
メゾンde長屋を中心に繰り広げられる人情物語を
ショートストーリーでまとめた作品です。
複数のショートストーリーが
ちゃんとつながって一つの物語になっているので
とても読みやすい作品になっています。
「メゾンde長屋さん」で検索して下さいね。
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メゾンde長屋さんのあらすじ
弟にニート扱いされる
ゴーストライターがある女性との出会いで
新たな人生をスタートさせる話や、
新宿No.1ホストなのに
下町の長屋に住むキラキラ男子に惚れた根暗女子の話。
超毒舌で超有名な脚本家が
姪っ子の親権獲得に奮闘する話に、
豆腐屋の跡継ぎが情をかけた研究者の先生との心あったまる人情ストーリー。
インテリアデザイナーに恋焦がれる女の子の奮闘劇。
それぞれのストーリーがしっかりと構成されていて、
なおかつすべてのストーリーが
メゾンde長屋を通してつながったお話になっているのです。
しかも、全ての物語が落語の話をもとに作られています。
落語には縁のない私でも
おもしろく読むことが出来ました。
経歴不詳の若い大家さんの長屋さんが営む長屋ということで
メゾンde長屋と名づけられたこの長屋には、
なぜか少し問題を抱えた人が集まってきます。
その問題を大きく、
丸く包んでくれるのがこの長屋です。
昔ながらでどこか懐かしさを感じるこの長屋は
いわば救世主のような、そんな場所になっているのです。
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メゾンde長屋さんのネタバレと感想
行き場をなくした人たち、
ここにとどまることしかできない人たち、
どうにかここにたどり着いた人たち、
それぞれが苦労を抱えます。
でもここの住人と、
大家さんと、
この場所が解決に導いてくれるのです。
そんな場所が現実にもあったらいいのになと
思わせてくれるような世界です。
人と人とのつながりを
改めて考えさせられるような内容にもなっています。
今は、都会では特に
ご近所付き合いなんてないようなものです。
でも人は一人では生きていけず…
誰かの助けが必要で、
誰かの存在がとても大事で、
それを気づかせてくれるような作品なんじゃないかなと思います。
題材はどれも身近にありそうな話で、
親近感もわきます。
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メゾンde長屋さん まとめ
それぞれのキャラクターは個性的で、
どの登場人物もとてもおもしろいです。
メゾンde長屋さんは全3巻で、2巻、3巻は落語×SF!?
落語好きな方も漫画とのつながりを楽しめると思います。
ほのぼのな展開のお話が多いので
和む内容だと思いますので、
ゆったりストーリーがお好きな方におすすめです。
落語×漫画×人情、
これを楽しめる漫画なのではないでしょうか。
「メゾンde長屋さん」で検索してみて下さい。
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