千葉コズエ先生の
「くれよん・でいず～大キライなアイツ～」を読みました。
田舎から上京し美術系の高校へ入学した普通の女の子が
天才と呼ばれている男の子と出会い、
才能を開花させていくサクセスストーリーです。
「くれよん・でいず～大キライなアイツ～」で検索して下さいね。
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くれよん・でいず～大キライなアイツ～ のあらすじ
普通の顔、普通のスタイル、
成績も普通という一之瀬しま16歳は、
脱普通を目指し東京にある全国で一番有名な
青葉美術学園に入学しました。
女子寮の一室をあてがわれ、
ペットのインコと共に憧れの東京生活をはじめます。
着いて早々に隣の部屋の安藤更紗と知り合ったしまは、
うっかり更紗の彫像を壊してしまいます。
ペナルティとして隣の男子寮に忍び込み、
写真を撮ってくるように言われます。
言われるまま男子寮の赤いドアから入るとそこは大浴場でした。
裸の男の子たちだらけで思わず大声を出しそうになりますが、
佐治暁（さじあかつき）という生徒に助けられます。
佐治は天才と呼ばれていて
中等部の頃から様々な賞をとっている生徒です。
しかしその正体は意地悪でひねくれもの。
しまに対しても特別な才能がないやつは描くよりも
ヌードモデルをやっていた方がいいと言います。
天才に凡人の気持ちはわからん、
死んだらよか！そう言い返すと泣きながら女子寮に戻るしま。
悔し涙を流しながら自分の部屋で絵を一心に描くのでした。
なるほど～。
しまが入学した学園は全国で一番有名なエリート美術学校
のようなんですが、なんでそんな普通の子が入れたんですかね。
しまの美術の成績もそんなに良くないそうだし、
美術系の学校は相当な受験対策をしないと入れないイメージがありますけどね。
しまの眠れる才能を早く開花させてほしいです。
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くれよん・でいず～大キライなアイツ～ のネタバレと感想
腹が立つことに佐治はクラスも一緒で席も隣でした。
教室でも憎まれ口をきいてくる佐治にイライラさせられます。
ふと気づくといつも一緒にいるペットのインコがいなくなっています。
佐治が手でつかんで持っていたという目撃情報を聞き、
夜こっそりと男子寮に忍び込みます。
自分の部屋から佐治の部屋まではしごをかけ伝っていきますが、
危うく落ちそうになるところを佐治に助けられます。
インコはいなかったためすぐに帰ろうとしますが
寮監の目が光っていて、なかなか外に出られません。
結局男子寮で一夜をすごすことになります。
男子寮には佐治専用のアトリエがありそこで一晩中絵を描くふたり。
しまの絵を気に入った佐治は
学園の芸術祭に出す作品のパートナーにしまを指名します。
驚くしまですが佐治に、
昨日一緒に絵を描いて楽しくなかった？と聞かれ納得します。
早速準備を始めますがなかなかテーマが決まらないため、
先に画材を買い出しにいくことにします。
ところがしまの洋服は山登りでもするかのような恰好です。
究極のダサ子だったのです。
あまりのダサさに佐治は女の子の洋服が売っている店に連れて行き、
洋服を買ってあげることにします。
可愛い服に着替えたしまはすっかり見違えます。
思わずかわいい…と口にだす佐治。
今日はこのまま帰らないから…としまの手を握って走りだす佐治。
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くれよん・でいず～大キライなアイツ～ まとめ
さて、どこへ行くのでしょうか。
佐治のアトリエのシーンでしまが「アトリエってなんじゃ？」と聞くんですが。
アトリエも知らんのか～い！と突っ込みを入れた読者は私だけじゃないはず。
色々と突っ込みどころの多い作品ですが絵は文句なくお上手で、
千葉先生の他の作品も読んでみたくなりました。
「くれよん・でいず～大キライなアイツ～」は4巻まででています。
大人にはちょっと幼い内容なので小・中学生におすすめしたい作品ですね。
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