河原田瞳美先生の
「メイクドラマ」を読みました。
普通の大学を出て普通のOLになるもんだと思ってたのに、
すべり止めのすべり止めのすべり止めで受けた
ガッコーに通っているアリス。
そんなとき唐突に現れた叶大が
強引にコンクールに誘い…!?
急に熱を帯びたドラマが爆発的に始まる…!
「メイクドラマ」で検索して下さいね。
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メイクドラマ のあらすじ
深川アリスは芸術総合大学の
ヘアメイク学科に入学して1ヶ月。
…私はなぜここに通っているんでしょう…、
そう思うほど先が見えない不安だらけの毎日を送っています。
シャンプーもヘアアレンジもベースメイクも、、、
再テスト再テストの日々で苦戦中です。
そんなときなぜか上?から落ちて?きたのが
写真科・3回生の神乃叶大。
叶大は初めて出会ったときからアリスのことを、
顔は死んでたけどおもしろそうな手してた…と
気になっていたようで…。
コンクールに出品する写真を撮っているという叶大。
服飾科の2回生・ツカサくんが
衣装兼モデルを担当しています。
ツカサくんは服飾科のエースで長身のイケメン。
叶大は衣装にもモデルにも満足しているけど、
「あんたが必要だ、俺の作品専属のヘアメイクになってよ。」
とアリスを口説きます。
落ちこぼれの自分にナゼ?!と思うアリスに、
ブス(=死んだ顔)だと言う叶大…
入学してまだ1ヶ月だってのに…
なんて顔してんだ!?ってことでしょうね。
「ブス直してやる。
直ったあかつきには専属のヘアメイクやってくれ。」
と強引な叶大。
「変わるよ。もっといい顔になるし
今やってることも楽しくなる。」
…この自信はどこからくるんでしょーね。
そして勝手にアリス改造計画スタートっ!
…変なのに目をつけられた…と押され気味のアリスです。
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メイクドラマ のネタバレと感想
そしてアリスの授業にくっついてきた叶大は、
生身の人間にヘアメイクする授業はまだないことに気づき、
これじゃ楽しさわかんないよなと、
練習にいつでも自分の顔を貸すから好きに使えと言ってきます。
うんまい“あったかトマトシチュー”を食べさせたりと、
爆発してる?芸術を見せる叶大。
自分にも「誰かを爆発させる側になれるのかな…」と
思わずつぶやいたアリスに、
「悩みながらも食らいついて必死にやってる姿を見た、
そんなおまえの手はイイ。」
とボロボロの手を勲章だ好きだと言ってくれるのでした。
唐突で変な叶大ですが、
でもちゃんと見てくれてるんだ…
ということに次第にアリスの気持ちを傾いていき…。
そんなときツカサくんが言います。
「次のコンクールに懸けてる、ふらふらするだけなら迷惑」だと。
迷うアリスにさらにたたみかけるように
「少なくともおまえが悩んで俯いて立ち止まって泣いて
次に顔上げた時に、一番最初に笑いかけてやる笑わせてやる。
だから怖がらないでとことん転がってきてみろ。」
とか言っちゃう叶大。
これにはアリスも
「そこまで言うなら…のってやろうじゃないの―。」
…この先生の作品は
こういった魅力的なセリフが多いのも特徴ですよね~。
そこで目にした宇宙に浮かんでるみたいな景色。
今までで一番イイ顔の瞬間を撮られ…。
それを見たアリスは…やばい…引き出されてしまった…。
―これが爆発だ。
一歩踏み出さなければ
きっと知りえなかった感覚…私も引き出してやりたい…!
生身の人間は
こんなやわらかくて息をしていて温かいんだ…と気づいたアリス。
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メイクドラマ まとめ
“あんたのせいで私は爆死して生まれ変わった。
どうしようもない私の指先から熱が生まれた。あんたのせいで楽しい!!
あんたを追っかけてこの感覚を熱を、
いつか大爆発に変えてぶっとばしてやるから見てろ”
ようやく動き出したアリスのキャンパスライフが眩しいですっ。
「メイクドラマ」は3巻で完結しています。
「メイクドラマ」は自信満々な強引男子に
魅力を開花させられていく女子の勢いある作品でした!
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