松川祐里子先生の「魔術師」を読みました。
美しい容姿と、華麗なマジック、そして的中する占いで、
社交界でも注目の的である、なマジシャンリュウイチ。
そんな正体不明な彼の今回のミッションは、ニューヨークの日本人企業でのパーティー。
そこで出会ったのは、まるで日本人形のような少女。
少女の周りで起こる大きな財団の相続問題。
リュウイチは華麗にミッションをクリアしていく?!
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魔術師 のあらすじ
金髪に青い瞳の涼しい目元。
美しい容姿と、まるで魔術のような奇術、さらに驚くほど当たる占いで、
世界の社交界でも有名な、マジシャンリュウイチ。
名前は日本人のようですが、日本人ではありません。
そんなリュウイチの今回の依頼者は、ニューヨークで事業を成功させた西村会長。
しかし、そのパーティーで西村会長が何者かに薬を盛られ、意識不明の重体に。
リュウイチのマジックの途中で起きた事件だっただけに、
リュウイチも容疑者の一人として、
西村会長のお屋敷に留まることを求められます。
そこで、パーティーで知り合った、
まるで日本人形のような少女が泣いているのを見かけたリュウイチ。
少女は、ゆかりと言い、西村会長の孫娘で、
母を亡くし、父とも離れ離れになっています。
そして、リュウイチは今回の本当ミッションである仕事に手を付け始めます。
今回の本当のミッションとは、西村会長の株の取得。
そんな中、みんなが見守る中で、
意識の戻った西村会長が機械の電源を落とされたことで殺された。
その電源を落としたのがゆかりであることに気が付いたリュウイチ。
そこから、今回全てを仕組んだ犯人に気がつきます。
それは、ゆかりの父親でした。
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魔術師 のネタバレと感想
追い詰められたゆかりの父親は、
最後窓から飛び降ります。
ミッションを遂行したリュウイチは、
その報酬としてゆかりを引き取ることにします。
どうやらリュウイチの過去には、ゆかりと同じような経験があるようです。
ゆかりとともに生活するようになったリュウイチのもとにやってきた次の仕事は、
大手薬品会社の跡取り、キーファーの調査となにかあった場合は、
雇い主の財団に損害がでないよう対処すること。
キーファーの出入りするバーにマジシャンとして入り、
彼と彼が好意を抱いているウェイタージェイと知り合ったリュウイチ。
キーファーに気に入られ、家に招待され、
そこで製薬会社の抱えている問題を探り当てます。
しかし、キーファーの描いた計画に乗せらてしまい、
ゆかりの身にも危険が及びます。
全ての企みに気が付いたリュウイチ。
結局今回もミッションをやり遂げます。
そして、次に来た依頼は伝説の宝石スカーレットを手に入れること。
そこでやって来たのはイギリスのリゾート地。
スカーレットとは、あるマリーナを開発した男性の家に代々伝わる宝石で、
男性が数年前に亡くなってから、妻が持っているとされています。
亡くなった男性の容姿に似た変装をして、妻に近づくリュウイチ。
しかし、そこで、男性が殺された可能性があることを知り、
また男性が亡くなった同じ海で、
妻を取り巻く人が殺される事件が起こります。
その謎を説き、スカーレットを見つけ、大金を手にしたリュウイチ。
さて、次のミッションは?!
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魔術師 まとめ
事件の犯人や、先が読めず、ドキドキしながら楽しめる作品です。
そのストーリーの面白さは、まるで推理小説を読んでいるようでした。
リュウイチの過去や、雇い主についてなど、
まだまだ面白そうな謎が多く残っているので、
この先一つ一つの事件は勿論、作品全体の大きな仕掛けがどうなっていくのか、
とても楽しみです。
「魔術師」は10巻まで出ていて、完結しています。
この作品は、まるで推理小説かのような凝ったサスペンスが楽しめる作品です!
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