すえのぶけいこ先生の
「ライフ 2巻」を読みました。
この漫画は、主人公、歩が高校でできた唯一の友達、
安西愛海のために、
彼氏であるカツミとの仲を取りもとうと必死に画策するものの、
徐々に高校生活の闇に取り込まれていく様を描いた漫画です。
「ライフ」で検索して下さいね。
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ライフ 2巻のあらすじ
主人公である椎葉歩は、
中学校時代の経験がトラウマとなり、
高校で友達を作らないようにしていた女の子です。
そんな中、安西愛海という女の子に話しかけられ、
愛海は歩にとって、高校の中での
唯一の友達になります。
歩は愛海と話すようになってから、
周りの人たちとも普通に話せるようになり、
徐々に笑顔も見せるようになっていたのですが、
愛海は彼氏である佐古克己と別れてしまい、
克己のことが大好きでしょうがなかった彼女は、
心を病んでしまいます。
あまりにやつれ果ててしまった愛海の姿を見た歩は、
なんとか二人をまた、元の関係に戻せないかと考え、
克己を説得しようとするのですが、
その時に歩は偶然克己の核心に迫る闇を目にしてしまったのです。
彼は女性の被虐された姿を写真におさめ、
アルバムとして保存していたのです。
本性を知られてしまった克己は、
今までの優しい風体を一転させ、
歩を虐めるようになります。
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ライフ 2巻のネタバレと感想
中学校時代の罪悪感を払拭するために
腕を傷つけていた歩は、
その傷跡を克己に見られ、
傷のことを周りに言いふらすと脅された彼女は
愛海との復縁を条件に、
克己との危ない関係を続けるように強要されます。
きっと克己には克己なりの
悩みや問題があるのだと思うのですが、
それにしたって克己が怖いです！
読んでいて鳥肌が立ちました。
そしてなによりも、
そんな二面性を持ち合わせている克己と
幸せそうな顔をして付き合っている愛海のことが、
恐ろしく見えてしょうがなかったです。
きっと愛海の前では
こんな過激な一面は隠しているのだとは思うのですが、
自分の彼氏が実はこんな残虐な一面を持ち合わせていたらと
想像するだけで、ゾッとしました。
歩は、中学校時代から
立て続けに起こる不幸に疲れ果ててしまい、
笑顔も消え、虚ろな目をするようになるのですが、
そんな時、羽鳥未来という女の子に出会います。
彼女はこんな殺伐とした高校生活の中でも、
常に自分のペースを崩さず、
一人で悠々自適に高校生活を過ごしている女の子です。
彼女は学校の中では悪い噂を囁かれ、
避けられていたのですが、
羽鳥のそんな姿に歩は憧れの気持ちを抱くようになります。
かなり内容が過激だなぁと思いました。
確かに中学生時代に抱える悩みや葛藤を前面に押し出すと、
こんな感じになるのかなぁ…、とは思ったのですが、
それにしても愛海も克己も周りの女子も全員怖いです！
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ライフ 2巻 まとめ
私の知っている高校生活とはかけ離れているにも関わらず、
もしかしたら現実でもこういう生活はあり得るのかもしれないという、
妙なリアリティがあって読んでいてとてもゾッとしました。
「ライフ」は20巻で完結しています。
この漫画は、読んでいて思わず背筋が凍ってしまう漫画でした。
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