比乃キオ先生の
「この町がぼくらのセカイ」を読みました。
この漫画は純朴田舎少女鈴と、
ツンデレ都会男子尊の恋を描いた少女漫画です。
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この町がぼくらのセカイのあらすじ
この漫画は、
主人公である鈴が木から降りようとしているとき、
知らない男の人に「猿発見っと」と言われながら
写真を撮られる所から始まります。
漫画のあらすじ部分に、
主人公は「自然の中で生まれ育った純朴少女」
と書かれていたので、
「ちょっとはっちゃけた女の子なのかなぁ」
なんて予測は立てていたのですが、
まさか学校に行く前に木によじ登るほど田舎っこ
だとは思わなかったので、
期待を面白い意味で裏切られてびっくりしました!
それにしても、
全く知らない男性にいきなり「猿」呼ばわりされる鈴は、
ちょっとだけ「かわいそうだなぁ…。」
なんて気持ちに駆られました。
それから鈴が急いで教室に入ると、
鈴のクラスに新しい転校生として
都会からやってきた真田尊が現れます。
この尊こそ、
鈴が木から降りた時に
急に写真を撮ってきた失礼な男だったのです!
鈴はその時のことを思い出し、
尊に対して不信感を積もらせますが、
周りの女の子や先生に対してはいかにも都会でモテそうな、
紳士的な態度で接しているのです。
そんな尊の姿を見て、
「意外と素直じゃん」
とちょっとだけ警戒心を解く鈴でしたが、
尊は鈴の姿を目に入れた瞬間、
「何盗み聞きしてんだテメェ」と言い放ち、
辛辣な態度に急変するのです。
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この町がぼくらのセカイのネタバレと感想
あまりにも鈴の扱いが雑なので、
「冒頭から『猿』呼ばわりをされるし、
何故こんな態度を取られなければいけないんだろう…!」
と思わず鈴と一緒になって、
尊に反抗したい気持ちにさせられました!
そんな二人はある日、
クラスメートから夜の旧校舎で
人魂を見たという噂を聞きます。
その噂に興味を持った尊は、
鈴を誘って一緒に旧校舎に入ることを決めます。
本来旧校舎は立ち入り禁止の場所なので、
鈴もあまり乗り気ではなかったのですが、
「オレこの町気に入った!」
と笑顔で言い放つ尊の新しい一面を見て、
鈴は思わず心が動かされます。
するとたまたま巡回していた先生に見つかってしまい、
二人で慌てて逃げ出します。
そして最後に、
先生に見つかりつつもなんとか逃げ切った二人は、
お互いがお互いに新しい一面を見つけて、
旧校舎に入る前より確実に仲を縮めていたのでした。
最初読んでいるうちは尊に対して、
「なんでこんなに意味も分からずに、
辛辣な対応をされなければいけないのだろう…!」
と思っていたのですが、
旧校舎のシーンで、
「オレこの町気に入った!
向こうと違って空気もうまいな」
と言い放った時の笑顔があまりにも無邪気だったので、
今までの不満がすべて払拭されました!
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この町がぼくらのセカイ まとめ
田舎で生まれ育ってきた鈴にとっても、
こんなに嬉しいセリフはなかったんじゃないかなぁ、
と思いました。
「この町がぼくらのセカイ」は四巻まで出ています。
田舎の落ち着いた空気を思い出させてくれる優しい少女漫画でした!
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