滝口琳々先生の
「新☆再生縁-明王朝宮廷物語--明王朝宮廷物語-」を読みました。
この漫画は明王朝時代の中国が舞台であり、
無実の罪で投獄された父を救うために、
少女、孟麗君が男装し宮廷に飛び込む話です。
「新☆再生縁-明王朝宮廷物語-」で検索して下さいね。
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新☆再生縁-明王朝宮廷物語-のあらすじ
この漫画は、主人公である孟麗君の父親、孟子元が
現代の日本でいう
警察の特殊部隊のような部署である錦衣衛に逮捕され、
更に孟麗君までもが錦衣衛に追いかけられる場面から始まります。
彼らから逃げ切るために
命がけで川に飛び込んだ孟麗君は、
川で舟遊びをしていた謎の風流貴公子に助けられます。
彼女は浮世離れした雰囲気を持つ彼に、
名前を知らないながらも心を寄せていきます。
私はもともと
数千年もの歴史を重ねた中国の独特の雰囲気が
とても大好きなのですが、
落ち込んでいる女性を慰めるために、
何か高価な贈り物をするわけでもなく、
何も言わずに琴を奏でるという選択ができるのは、
さすが中国だなぁ、と思いました。
ヨーロッパの絢爛豪華な美しさとは
また違った静かな美しさがあって、
読んでいる私も思わず心が奪われてしまいました!
そして父親の無実を信じていた孟麗君は、
父親を助け出すために官人になって
宮廷に入り込むことを決意します。
もともと父親である孟子元は医者で
彼女もよく父親から勉学を習っていたことから、
彼女は見事科挙にトップの成績で合格し、
官人に就任します。
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新☆再生縁-明王朝宮廷物語-のネタバレと感想
孟麗君は同じくトップの座を狙っていたという
劉奎壁に遭遇し、
この二人は共にエリートばかりが配属される
韓林院に所属することが決まります。
韓林院の仕事はとても厳しく、
上司にまで嫌味を言われるような日常に疲れ切っていた中、
リ君玉と劉奎壁、
そして翰林院の上司で二人と唯一仲が良い齊世美は、
ある日皇太子殿下に呼ばれることになります。
なんとこの皇太子殿下こそが、
孟麗君を助けてくれた風流貴公子だったのです!
そして三人が皇太子殿下と話している中で、
皇太子もまた孟麗君に心を寄せていることを知ります。
しかし孟麗君は男装している身なので、
自分が孟麗君であることを皇太子に伝えることもできず、
どんなに思いを伝えたくても
心に留めるしかできないという姿が、
読んでいてあまりにも歯がゆく思えました。
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新☆再生縁-明王朝宮廷物語- まとめ
この漫画を読み終えて、
「この作者様は本当に中国のことを
研究なさって描いているんだなぁ…。」
と思いました。
日本と中国では当然文化も違いますし、
更に明王朝時代という時代背景だと、
一層細かい所まで描くことが
難しくなるのではないかと思うのですが、
中国の歴史にさほど詳しくない私でも、
内容を深く理解しながら読み進めることが出来ました!
一巻目からお互いが片思いの状態で始まる漫画は
なかなかないと思うのですが、
主人公である孟麗君が男装しているため思いを伝えられない、
という難しい設定が
今後どのように発展していくのか、今後の展開が気になります!
「新☆再生縁-明王朝宮廷物語--明王朝宮廷物語-」は
現在七巻まで出ています。
内容が深く練られていてとても読み応えがある恋愛漫画でした!
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