山田デイジー先生の
「恋するふたごとメガネのブルー」を読みました。
同じ男の子に恋をしてしまう双子の姉妹のお話です。
あらすじだけ読んだときは
昼ドラのようなドロドロとした愛憎劇なのかなと思っていましたが、
姉妹のどちらも応援したくなるような爽やかなストーリーでした。
もちろん姉妹で同じ人が好きということで、
ギクシャクする場面もありますが、
全体的にはかわいい作画で
少女漫画らしく仕上がっていて読みやすかったです。
「恋するふたごとメガネのブルー」で検索して下さいね。
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恋するふたごとメガネのブルー のあらすじ
春田さくら(はるたさくら)と
春田もも(はるたもも)は17歳の双子の姉妹。
姉のももが読書好きでおとなしい性格なのに対し、
妹のさくらはスポーツ好きの活発な女の子で、
性格は正反対の2人。
そんな2人は違う高校に通っていますが、
お互いに隠し事はなく、なんでも話せる中のいい姉妹でした。
なんでも話せる関係は羨ましいですね。
友達ではなく家族というところが、
絆が深い感じがして憧れます。
ある夜、ももに好きな人ができたことが発覚。
同じ塾に通う「黒髪でメガネの彼」に恋をしたももに
相談に乗ってと言われたさくらですが、
自分自身も恋をしたことがないということに気づきます。
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恋するふたごとメガネのブルー のネタバレと感想
翌日、さくらは学校で仲のいい男子の
藤田青(ふじたあお)にからかわれなぜか胸がときめくのです。
そんなある日、ひょんなことからもものフリをして
塾に行くことになったさくら。
ももの好きな相手「黒髪でメガネの彼」を探すと、
なんとそこにはメガネをかけた藤田そっくりの男がいたのです。
名前もおなじ「フジタ」という彼は、
学校での藤田と物腰が全く違うことから、
別人なのではと疑うさくら。後日「フジタ」と
藤田は同一人物だったことを知り、
ももに接する藤田がいつも学校で見ている藤田とは
全く違うことにさくらはなぜかモヤモヤした気持ちになり・・・。
藤田の言動は大人びていてかっこいいですね。
学校と塾とでキャラクターが違うのも
二重人格というよりもオンとオフを切り替えているといった印象で、
むしろ好印象でした。
結局、1巻の段階ではさくらはまだ
自分の気持ちに気がついてはいませんが、
読者からしてみれば
さくらが藤田を好きだということは一目瞭然でした。
姉の初恋相手を自分も好きだと気づかずに
姉の恋の応援をするという、
こういった物語では王道の展開ですが、
なぜか読んでいてやきもきしてしまいますね。
姉のもももとてもかわいくていい子なのですが、
個人的には妹のさくらのキャラクターが好きなので、
応援したいですね。
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恋するふたごとメガネのブルー まとめ
初恋になかなか気づかないヒロインを見ていると、
なんだか自分の初恋はどんなものだっただろうと
思わず思い出してしまう、そんな作品でした。
この作品は全5巻で、完結しています。
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