吉村明美先生の、
「麒麟館グラフィティー」を読みました。
麒麟館というアパートをめぐる、
ラブコメディです。
「麒麟館グラフィティー」で検索して下さいね。
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麒麟館グラフィティーのあらすじ
主人公の「森川妙(たえ)」は、
春からめでたく留年することになってしまった、
哀れな22歳の女性です。
大学の仲間と、
インテリア雑誌をつくっているのですが、
とても忙しく、
そのために卒業まにあわなくて
もう一年大学に通うことになったのでした。
そして、
先週亡くなった祖母の代わりに、
麒麟館の管理人として働きます。
夜中、
麒麟館への引っ越しのために
車での荷物の移動をしていました。
すると、
いきなり目の前の道路のまん中に、
座り込んでいる女性が現れたのです。
妙はびっくりして車を急停止しました。
近寄ってみると、
その女性は高熱があったため、
麒麟館へ連れていきました。
女性の名は「菊子」といい、
妙とそう変わらない21歳にして専業主婦らしく、
料理がとても上手でした。
話を聞いたところ、
彼女は、夫婦ゲンカして、財布も持たずに
家を飛び出してきてしまったらしいのです。
そして菊子がケンカした夫はなんと、
大学時代に
妙が思いも告げられぬままに失恋し、
なお今もそれをひきづっている相手、
宇佐美秀次先輩だったのです。
妙はそれを知り、
「あんなにいい男を旦那にしておいて、
夫婦ゲンカなんかで家出するなんて、、、帰れ!」
というのでした。
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麒麟館グラフィティーのネタバレと感想
ケンカの原因を聞くと、
彼女は高校を卒業してすぐ結婚したせいで、
外の世界を知らなかったため、
自分を知るいい機会だと「服を作って売ること」を始めたこと
について反対され、もめたということらしいのです。
菊子は帰りたくない様子だったが、
妙は菊子が自分のところにいることを伝えるため、
緊張しながらも宇佐美先輩の元へ行きました。
いざ彼に会い、菊子のことを話しました。
妙の予想をはるかに超えて
菊子の作った服の出来はとても良かったので、
なぜ反対するのか聞いてみると、
妙がずっと恋していた宇佐美先輩が、
実はとんでもない人だ
ということがわかったのです。
彼は自己中心的で、
菊子と結婚した理由は
彼女が純粋で従順だからだということでした。
妙は怒って出て行き、
一人で菊子の元へ帰るのでした。
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麒麟館グラフィティー まとめ
麒麟館に住む三バカと妙の面白い絡みもあって、
コメディの内容もあります。
一途な面もあって、正義感があって、
三バカを手込めにしていて、、、
主人公の妙はとても魅力的で頼もしいです。
宇佐美先輩は菊子を取り戻すために麒麟館へ現れます。
これからどう妙が菊子を守っていくのか、、、
菊子は自己中心的な夫にとらわれてしまうことになるのか、、、
最後まで目が離せません!
また、麒麟館グラフィティーには番外編もあるようです。
そちらも試してみるといいかもしれません。
「麒麟館グラフィティー」で検索してみて下さい。
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