堀田きいち先生の
「君と僕。」を読みました。
幼稚園から一緒にいる高校2年生4人組が繰り広げる
シニカルギャグストーリーです。
「君と僕。」で検索して下さいね。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
君と僕。 のあらすじ
うららかな春の日差しの下で
お弁当を食べている4人の高校生。
塚原要(つかはらかなめ)黒髪メガネ、
松岡春(まつおかしゅん)女子力高めの男の子で長髪、
浅羽裕希・悠太(あさばゆうき・ゆうた)双子の兄弟で悠太は真ん中分け。
彼らは穂稀高校(ほまれこうこう)の2年生です。
陽だまり幼稚園からの仲良しグループです。
浅羽兄弟は基本、無表情で笑顔は見せませんが、
ボケとツッコミの切れ味がすごいです。
要はお金持ちで何でもこなせますが、いじられキャラですね。
春は見た目も女の子っぽいのですが、性格が優しい普通の男の子です。
この4人がゆるい日常の中で
ボケたり突っ込んだりしているふんわりとしたコメディです。
ただ、ちょっとほろりとさせるシーンもあるので
ただただクスクス笑う作品ではないんですよね。
前から気になっていた作品だったのでとても楽しく読めました。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
君と僕。 のネタバレと感想
ある日、転んでひざをすりむいている1年生の女子生徒、
佐藤茉咲(さとうまさき)を見かけた春は絆創膏を手渡そうとします。
しかし、傷ついた小動物のような茉咲はギロっとにらみ、
余計なお世話!と言って走り去ります。
逃げる茉咲を追う春。
走り回ってようやく追いつくと、
にっこり笑って絆創膏を手渡します。
しかしそれから始まる春への嫌がらせの数々。
靴箱に投げ入れられた大凶のおみくじ、
図書室で椅子に座ろうとするとさっと椅子を引かれて、
置いておいた本はエロ本に変えられ、
自販機でカルピスを買おうとするとボタンを押す前にコーヒーを押されてしまいます。
全て茉咲の仕業でした。
茉咲は小さくて小学生みたいな体型で、
それがコンプレックスなのです。
人にかばわれたり、
優しくされると馬鹿にされていると思ってしまう女の子なのです。
それゆえに、
優しくしてくれた春に意地悪してしまう。
しかしちょっと脅しのつもりで春に石を投げたところ、
それが悠太にあたり流血してしまいます。
普段優しい春もさすがに茉咲に怒ります。
茉咲は春にもっと優しくしてもらいたいみたいですね。
だから春に名前を聞かれると嬉しそう。
今後、春に恋心を抱いていくみたいなんで、
ほんとに究極のツンデレです。
穂稀高校にいる先生の東晃一は、
4人組が幼稚園にいた時に職業訓練の授業ですでに会っていました。
当時高校生だった晃一にはあきらと言う親友がいます。
晃一が天使のように優しくおだやかな性格に対し、
あきらはまるで悪魔のような毒舌。
しかし、そんなあきらを晃一が優しく包み込んで
うまく調和がとれているようです。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
君と僕。 まとめ
先の4人組に比べると、
ボケが痛烈で私はこちらの方がけっこう笑えました。
まるでBLのような2人です。
「君と僕。」は15巻まで出ています。
これだけ長期連載で人気があるので、
お話もどんどん面白くなっていくのではないでしょうか。
すごく続きが気になる作品です。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら