流田まさみ先生の
「キミが見えなくても」を読みました。
大学3回生の瑞穂は楽しく学生生活を送っています。
最近告白されて付き合い始めた彼氏もでき充実した日々です。
ある日電車で見かけたのは…
高校生のときずっと片想いしていた悦郎?!
再会した彼は事故で両目を失明していて…。
封印したはずの片想いが動き出す…!
「キミが見えなくても」で検索して下さいね。
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キミが見えなくても のあらすじ
中森瑞穂は大学3回生の明るく前向きな女の子。
1ヶ月前同じサークルで友達だった
松本くんに告白されて付き合い始め、
恋愛に学業にと充実した日々を送っています。
松本くんはずっと瑞穂のことがお気に入りだったようで、
やさしくてとってもいいヤツなんです。
それもあったし…もうそろそろ、
恋愛したかったから…と付き合うことにした瑞穂ですが…。
瑞穂は高校時代の3年間、
ずっと片想いしていた同級生がいました。
それが北川悦郎です。
彼は高校3年間とも同じクラスで
なぜか気の合った男友達でした。
高2の時にはお昼の放送を電波ジャックしたり、
文化祭ではゲリラライブをやったり、
球技大会では裸踊りをしたりと、
目立つことが大好きな悦郎。
いつもめちゃくちゃで
毎日そばにいてもあきなかったんですね。
瑞穂はずっとそばにいたかったし
いられると思っていたのですが…。
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キミが見えなくても のネタバレと感想
あるとき悦郎から2組の白川涼子にマジ惚れた…と言われます。
いつもの調子で
「あたしに言う前にとっとと本人に告ってくれば?!」
と返した瑞穂…でも本心は…。
…あんまり友達として仲が良すぎると
こんな感じになっちゃうのかなぁ、切ないですね。
悦郎は「中森にそう言ってほしかったんだ」
なんて罪なことを言って、
それからすぐに彼らは付き合い始め…。
そんなことがあったけど、
瑞穂は悦郎のなんでもいいからそばにいたかったんですね。
卒業式の日も…いつものように笑って
バイバイと別れたふたり…そしてそのまま…。
悦郎に想いを伝えて困らせなかったかわりに
瑞穂は覚えていてほしかったんです…
泣いてる顔なんかじゃなく笑ってる顔の方を…。
うわーんなんて健気な恋心!
自分の気持ちを押し通したりせず、
ひそかに想いを忍ばせるこの感じに
切なさが伝わってきますね。
この作品全体を通しての印象ですが、
登場人物達の感情がわかりやすく
とても読みやすいなと思いました。
そして3年が過ぎ―。
町で偶然見かけた悦郎に声を掛ける瑞穂。
彼は路上で歌っていてそのなんにも変わってない姿に、
そしてまた昔のように話せたことに喜ぶ瑞穂。
その夜同級生に電話でそのことを話した彼女は、
そこで初めて悦郎がバイク事故で両目を失明したことを
聞かされるのでした。
昼間の彼の様子からにわかには信じられない瑞穂。
しかし再び悦郎と会いその事実を目の当たりにし…。
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キミが見えなくても まとめ
悦郎から笑ってる顔しか思い出せないと言われる瑞穂、
高校のときずっと片想いだったけど
いくらつらくても笑顔でいてよかった…と、
それが報われたというくだりが泣けてしまいます。
「キミが見えなくても」は3巻で完結しています。
「キミが見えなくても」は片想いしていた相手と再会し
障害を乗り越え愛を育んでいく感涙必至の作品でした!
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