吉田まゆみ先生の
「カブキなさい」を読みました。
デザイナーを目指して一直線!の千夜は、
あるとき歌舞伎界の御曹司に出会いその瞳に一目惚れ!
歌舞伎のことなんて全然知らないけど…
夢にも恋にもまっしぐら!!
「カブキなさい」で検索して下さいね。
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カブキなさい のあらすじ
明戸千夜はデザイナーを夢見る専門学校生。
高崎市出身でだるま職人の父親には
そんな夢みたいなこと…と反対され、
お金も自分で何とかすると息巻いて出てきました。
今は友人のあつ子とルームシェアしています。
やたらコーラが好きで飲み過ぎ気味です、
おっさんみたいにゲップしてます(苦笑)。
なんだろ…そういうところにも表れてるのかな、
千夜ってちょっとワイルドでアクティブで、
髪型も服装もそんな感じで、元気で自分に正直で…
そして思い込んだら一直線!って人物な気がします。
若さを武器に…キュートで魅力的な人だなぁって思いますね。
一緒に住んでる友人の古内あつ子は
’70年代好きの女子大生。
ルームメイト歴はもうすぐ1年。
最近彼氏が出来たようですが
千夜の方は今は男よりも洋服命だとか。
世界に通用するデザイナー“CHIYO AKEDO”になるんだ!!
と熱く頑張ってる千夜ですが、
どうやらデザイン以外には不器用なようです。
技術検定ではクラスで一人だけ何度も不合格…。
パタンナーやソーイングスタッフになりたいんじゃないとは
言うもののやはり基礎ができないことには厳しいですよね。
そんなある日の帰り道、
横断歩道でクラクションを鳴らし続ける車に遭遇する千夜。
どうやら運転手はお酒に酔って寝ているようです。
声を掛けそのことに気付いた千夜は周りに言おうとするのですが、
「誰にも言うな」手をつかまれ、
思わず持っていたスケッチブックで殴ってしまいます。
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カブキなさい のネタバレと感想
その時見えた相手の眼光になにか感じるものがあった千夜…。
あつ子の彼氏・中川純平は、
歌舞伎俳優の養成所の研究生で役者の卵です。
あつ子に歌舞伎を一緒に観に行こうと誘われる千夜ですが、
全く興味がなく一度は断ります。
しかしニュースに出ていた歌舞伎俳優が
先日の酔っ払いでしかも純平の友人だということがわかります。
そして純平が席を取ってくれ
あつ子と歌舞伎デビューする千夜。
案の定席に着いて寝ていた千夜ですが
その歌舞伎俳優の出番であつ子に起こされ、
彼を一目見た瞬間…!
その瞳に心奪われてしまい…!
純平の計らいで楽屋にまで通してもらうあつ子と千夜ですが、
そこにいた女性に「サインが欲しいんでしょ」と言われ、
なんかムカつくと「あたしは結構です」と断って…。
今まであんな瞳に会ったことなかった…、
それは千夜にとっては強烈でまだ手が震えてるほどです。
もう一度あの瞳に会いたい!!
そう思った千夜は居ても立っても居られず
また歌舞伎座へやってきます。
ここでもまた昨日の女性や純平に出くわすのですが、
とにかく歌舞伎の世界は知らないことだらけ!
一幕見席という一幕だけでも見られるチケットがあることを初めて知る千夜。
席では純平がオペラグラスを貸してくれ、
そしていよいよお目当ての役者・扇之介が登場!
千夜は思わず…「扇之介っ!!」と声を掛けてしまうのですが、
これが完全にKY(笑)
声かけるタイミングとか屋号とか、
イロイロこの世界ならではのルールがあるようです。
「声をかけちゃいけないなんてどこにも書いてない、
わかんないわよシロートだもん。注意書き貼っとけば。」
千夜の素直な意見ですがそりゃごもっとも。
これだけハッキリ言えると気持ちいいわと思っちゃいました。
千夜が一目ぼれしたそのお相手は片村扇之介(本名は須郷郁生)。
将来有望な梨園の御曹司で、屋号は三善屋です。
自分の定められた運命に疑問を抱いているようですが…。
そして彼には婚約者がいます。
その婚約者が加賀谷匡子、
日本舞踊・若鷺流家元の娘です。
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カブキなさい まとめ
扇之介とは幼なじみでもあります。
扇之介に近づく千夜を疎ましく思っており…。
そんな彼らの思いが交錯する夢と恋の行方や如何に…!?
「カブキなさい」は4巻で完結しています。
「カブキなさい」は夢にの恋にも自分の気持ちに素直に
突き進む真っ直ぐな女性が主人公の作品でした!
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