花緒莉先生の
『ヒミツのアイちゃん』1巻を読みました。
男勝りな女子高生が、女装(?)して
恋に目覚めていくお話です。
「ヒミツのアイちゃん」で検索して下さいね。
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ヒミツのアイちゃん のあらすじ
男子バスケ部に混じって、
男顔負けのプレイをかます香住愛子は、
かっこいいーと女子から大人気です。
そんな愛子と人気を二分するのが
男子バスケ部員の天野怜欧(れお)。
背が高くて顔も良く、バスケが天才的にうまい怜欧に対し、
愛子は敵対心を燃やして対抗しますが、
怜欧にはオモチャとして遊ばれています。
そんな見た目男の子の愛子が、
兄の経営するメイドカフェで働く事になりました。
ウィッグと化粧、それに衣装で完璧に偽装した愛子の前に、
男子バスケ部員たちが来店します。
怜欧にはデートを申し込まれ、
別人を装うため「戸田舞」と名乗ってしまった愛子。
今まで愛子のことを散々馬鹿にしてきた怜欧に仕返しするため、
「舞」に怜欧が本気で惚れたときに「舞」=「愛子」だと
バラす嫌がらせを思いつきます。
しかし、惚れさすつもりが惚れてしまい、騙すつもりが騙されて・・・!?
素直になれない2人の恋にドキドキが止まりません。
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ヒミツのアイちゃん のネタバレと感想
愛子は少女漫画のヒロインとしては、
あまり見かけないような個性的な(男ウケの悪い)
ファッションを好む女子です。
男言葉を使い、一見威圧的で怖そうですが、
実際はお人好しで面倒見が良い姉御肌の性格で、
女の子を傷つけない主義のため、
女子からは絶大な人気を誇る一方、
男子からは女扱いされていません。
そんな愛子からライバルとしては見られていても、
男としては見られていない怜欧は、
ずーっと想いをひた隠しにして、愛子のそばにいました。
もしメイドカフェで愛子が働く事がなかったら、
このヒトの恋は進展もなく終わってたかも
しれないと思うと切ないですね。
愛子はメイド「舞」に偽装することで、
初めて男子から女の子として扱われるようになり、
さらには、怜欧にデートを申し込まれたことで快感に酔いしれています。
「愛子」のときと全く違う怜欧の態度を
最初は面白がっていた愛子ですが、
次第に怜欧に心惹かれていき、「舞」に嫉妬し始めます。
そして、読み手としては「え!?ここで?」
という中途半端なタイミングで「舞」=「愛子」だと
怜欧にバラしてしまいます。
逃げ帰った愛子を追いかけて、
怜欧は最初から「舞」が「愛子」だと知っていたと告げるのです。
結局化かし合いとなってしまった2人ですが、
お互いの気持ちを確認しあった後は、
本当につき合う事になりました。
でも、2人が付き合い始めたことは周りには内緒で、
愛子の家族と親友ヒロコ以外は知りません。
怜欧の彼女バージョン=舞に偽装しっぱなしの愛子。
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ヒミツのアイちゃん まとめ
ライバル同士だったのに、
つきあうなんて恥ずかしいという女子になりきれない愛子の気持ちを
怜欧が尊重した結果なのですが、
これが更なるトラブルを招く事になります。
怜欧の彼女=「舞」=「愛子」が周りにバレるのはいつ!?
ヒミツの恋愛にハラハラドキドキの展開です。
『ヒミツのアイちゃん』は15巻で完結しています。
『ヒミツのアイちゃん』は男勝りの女子が
女の子になっていくスクールラブコメディーなお話です。
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