ウラモトユウコ先生の
「ハナヨメ未満」を読みました。
アコちゃんは東京で働くOL。
とにかく合理主義でさばさばしたイマドキの女の子。
そんなアコちゃんは結婚を目前に控え、
母親に連れられブライダルフェアで花嫁衣装をあれこれ試着中~。
そのとき婚約者・靖の父親の訃報が入り、
なぜかひとりで靖の故郷・瀬戸内海の塩島に向かうことに…。
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ハナヨメ未満のあらすじ
アコちゃんはとっても合理的。
後輩の付き添いで
初めて参加したお見合いパーティーなんだけど、
それが意外にも合理的で性に合っていたんです。
ペアになった相手にアコちゃんは、
『初めまして。
とりあえず付き合ってみませんか?
うまくいくかどうかは始めてみないことにはわからないですから。』
なーんて切り出す合理主義っぷり!!
そしてなんと相手の靖さんも同じ考えだったので、
ふたりは意気投合しちゃうのです。
婚活パーティー始まって早々に
もう抜けてもいいですか?!ときたもんだ(笑)
これだけ合理主義も極めると、
さばさば具合が気持ちがいいですね!
こういう女性嫌いじゃないなぁー。
こうして付き合い始めたアコちゃんと靖さんは、
トントン拍子に進んでいくのです。。。
何かを決めるスピードが
完全に一致する人同士というのは、
とても居心地がいいもののようで、
このふたりなら出会った時のように現実的で合理的で、
この先もやっていけるんじゃないかと、
一緒にいる未来を想像したんですね、
少なくともアコちゃんは。。。
そうこうして結婚間近となった付き合いのふたり。
合理主義なアコちゃんですから、
そもそも結婚式なんて無駄だと思っていたんだけど、
お母さんの強い勧めでブライダルフェアに連れてこられ、
着せ替え人形をさせられてるところに、
靖の父親の訃報が入るのです。
ここから何やら
ちょっと不穏な空気が漂ってくるのですが、
靖は仕事を理由に実の父親の通夜にも
葬式にも出ないらしいのです。
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ハナヨメ未満のネタバレと感想
いつもの合理的なのとはちょいと違う感じで、
何か家に帰るのを頑なに拒んでいる子供ように
アコちゃんは感じるのです。。。
そうしてひとりで
靖の故郷・瀬戸内海の塩島へ、
義父となるはずだった人のお葬式に
出向くことになったアコちゃん。
何やら注意を促すような
靖の電話は圏外のため通じなくなり、
やがて携帯の充電も切れて連絡不能になってしまうんですね。
着いた先に待っていたのは、
お義母さんとお姉さん達3人。
靖さんは歳をとってからの子供だったようで、
お義母さんはもうおばあちゃんといった感じです。
そして長女の茜・次女の杏・三女の翠が笠井家の面々です。
悪い人達ではなさそうなんだけど…。
なーんか裏で画策しているのです、
長期戦になりそうだから作戦立てていこう…
とか話し合ってて。。。
日帰りで帰るはずだったアコちゃんですが、
なんだかんだと理由をつけられて、
帰れないっ!状態にもっていかれちゃうんですぅ。
どうやら島に帰ってこない靖さんを連れ戻すため、
アコちゃんはつなぎとめられてしまうんですね。
どういう理由があって
靖さんが帰ってこないのかはまだわかりませんが。
ついでに言うと靖さんは顔も姿も謎の人物となっています…。
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ハナヨメ未満 まとめ
なんかこういう話現実にありそうでもあって、
この先どういう展開になっていくのかとっても気になってしまいます。
そして東京の都会育ちのイマドキ女子が、
田舎の不便な島でいろんなモノを見聞きしてどう変わっていくのか、
それも見どころだと思います。
「ハナヨメ未満」は5巻まで出ています。
「ハナヨメ未満」は田舎の島にやってきた都会女子の変化が見モノな作品でした!
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