中村真理子先生の
「ギャルボーイ!」を読みました。
男性にしか見えないヒロインと、
そのヒロインの元同級生の男性とのドタバタラブコメディです。
1997年に大河内奈々子さんと藤木直人さん主演で
ドラマ化もされている作品です。
作品自体は1989年のものなのでそれなりに時代を感じる作風ですが、
ストーリーはむしろ新鮮に感じられました。
「ギャルボーイ!」で検索して下さいね。
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ギャルボーイ! のあらすじ
スポーツマンのようなベリーショートのヘアスタイルに、
乱暴な言葉遣い。軍司晃(ぐんじあきら)は
まるっきり男にしか見えませんが、れっきとした女性。
就職した会社をたった3日で辞めたあと、
実家の酒屋で働いていました。
元々男らしい容姿で男性よりも女性にモテる晃。
晃目当てに酒屋に女性客がやって来るほどです。
そんな彼女が唯一苦手に感じているのが、
高校のときの同級生・相模友弘(さがみともひろ)でした。
実は、晃は高校生の頃、友弘のことが好きで告白したものの、
「俺たちが付き合ったらホモだと思われる」と振られていたのです。
たいていの漫画だと男らしい容姿という設定や
可愛くないという設定のヒロインでも女性にしかみえなかったり
可愛かったりということが多いですが、
この作品ではまさに設定そのままのヒロインでよかったです。
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ギャルボーイ! のネタバレと感想
そんなある日、とある場所へのお酒の配達依頼が晃にはいります。
約束の場所に行ってみると、
そこはなんとモデルのオーディション会場。
そしてなぜか晃自身もオーディションへエントリーされていたのです。
何がなんだかわからぬまま、
会場に居合わせたプロデューサーに気に入られて
晃はオーディションに合格してしまいます。
女性らしく振る舞うことが嫌でたまらない晃ですが、
プロデューサーの説得に応じてなんとか努力してみることに。
そして努力の甲斐もあり女性らしく変身した晃は、
ある日偶然友弘と鉢合わせます。
女性らしくなった晃を見て驚く友弘。
かつて自分を振った友弘を見返してやりたいと思った晃は・・・。
どう見ても粗野な男にしか見えない晃の素質を見抜いた
プロデューサーってすごい、
など思わず感心してしまいました。
漫画ならではの展開が楽しかったです。
実は友弘は晃のことが昔から好きで、
「ホモに見える」といったものの振ったわけではなかったのです。
そして晃に自分が女性として魅力的なのだと気づいて欲しくて、
勝手にモデルオーディションに応募したのでした。
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ギャルボーイ! まとめ
二人は結ばれるものの、晃は結局もとの男らしい姿に戻ってしまって、
その後も色々とトラブルが起きそうです。
キャラクターのファッションなどは連載当時の時代背景を感じられるので
懐かしいと思う方もいるでしょうし、
読んでみると若い世代にも親しみの持てる作品で、面白かったです。
巻数も多いのでじっくり読んでいきたい作品ですね。
この作品は全36巻で、完結しています。
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