くらもちふさこ先生の
「駅から5分(1)」を読みました。
この漫画は、複雑に絡み合う「日常」を
様々な人の視点から写し取った心温まる日常系漫画です。
「駅から5分」で検索して下さいね。
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駅から5分 のあらすじ
この漫画は、五つの独立したエピソードから成り立つ短編漫画です。
昔自分のことを好きだと言った男が
記憶喪失になってしまったことをきっかけに、
自分のことをすっかり忘れ去られてしまった少女のお話、
「不幸ごっこしてたの」という
衝撃的な発言を残す天真爛漫な少女のお話、
一見全てが別の物語のように見えるこの漫画ですが、
実はこれらのストーリーは
全てある部分で繋がりを持っているのです。
そこがこの漫画の一番の見どころだなぁと思いました。
今回はそんな五つのストーリーの中でも冒頭で取り上げた
記憶喪失の男と少女の話を紹介します。
このストーリーの主人公である女の子、
よし子はある日突然隣に座っていた沢田に
「つき合わねえ?」と告白されてしまいます。
もともと沢田と関わりが薄かったよし子は
「何故私が告白されたのだろう?」
と思いつつも告白を受け取ってしまい、
二人はカレカノの関係になってしまいます。
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駅から5分 のネタバレと感想
一度告白を受け取ってしまったとはいえ理由も分からない、
更には心の中に別の好きな人がいたよし子は、
適当な気持ちで返事をしてしまった自分に後悔し
発言を撤回しようとするのですが、
なんとそんなタイミングで沢田は交通事故に遭ってしまいます!
その交通事故をきっかけに沢田は記憶喪失になり、
よし子のことも含めて全てを綺麗さっぱり忘れてしまったのです。
もともと沢田の告白を断ろうと考えていたよし子でしたが、
全てを忘れたことをきっかけに
チャラ男から好青年へと変化していた沢田に
言い寄る女子生徒は一気に増え、
よし子はそんな状況を「面白くない」と感じるようになります。
しかしひょんなことをきっかけに
沢田と二人っきりになったよし子は、
沢田の心の内に触れることとなり、
何故沢田は自分に告白しようと決意したのか、
その真意に触れることが出来たのです。
そして最後のページで沢田がよし子に向かって
「そうか。ボクはきみを好きだったんだね。」
と言うことによって、このストーリーは幕を下ろします。
記憶喪失の下りは少し日常からかけ離れているとは言え、
他の女の子に嫉妬してしまったり、二人でいると楽しくなったり、
そんな日常を温かく描き出した作品だと思いました。
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駅から5分 まとめ
この漫画は、どこから読み始めても話を理解することが出来るのですが、
最終的に一点で繋がる所が読みごたえがあって面白いなぁと思いました。
「駅から5分」は三巻まで出ています。
この漫画は、様々な人々の日常を温かく描き出した漫画でした。
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