キリエ先生の
「江戸モアゼル」を読みました。
この漫画は、江戸から平成の世に
タイムスリップした名うての女郎、お仙が、
遊里で磨いた花魁テクと江戸の水が育んだ気風の良さで、
平成日本男児たちを骨抜きにしていく
奇想天外抱腹絶倒ジャパネスク・ギャグ漫画です!
「江戸モアゼル」で検索して下さいね。
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江戸モアゼル のあらすじ
この漫画の主人公であるお仙は、
吉原の「廓」で女郎として働く女性です。
「廓」の中でも名高い彼女は常にお客さんが絶えない状態で、
「若い者」の平吉と共に「廓」を駆け回っていた所、
たまたま水揚げから逃げ回っていた新人の寿乃に遭遇します。
この漫画はそんな三人が
平成の世にタイムスリップしてしまう所から始まるお話です。
「江戸モアゼル」はなんといっても設定が面白いです!
かつて女郎として名高かったお仙は、
コンビニ定員として働くことになるのですが、
花魁風の語り口でお客さんに話しかけてしまったり、
「廓」で働いていた時の癖で相手の男性をつい誘惑してしまったり、
江戸時代の時とは一転、
先輩の蔵地に怒られまくる生活を送ることになります。
一方の寿乃は、時にメイド喫茶で働いたり、
合コンに参加してみたり、
お仙も平吉も全く使いこなせない携帯を
見事に使いこなしていたり、
妙にずれているような気もするのですが、
どんどん平成の女の子へと変貌を遂げていきます。
この三人の中で唯一男性の平吉は、
「廓」という特殊な環境で働いていたにも関わらず、
平成の女の子に骨抜きにされてしまい、職質される毎日を送る
ちょっと残念なポジションが確定してしまった人物です。
この漫画にはそんな三人の
面白エピソードが沢山収録されているのですが、
私がこの漫画を読んでいて特に面白いと感じたエピソードは、
三人が電車に乗るエピソードでした!
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江戸モアゼル のネタバレと感想
寿乃以外電車に乗ったことがないため、
ウキウキで電車に乗り込むお仙と平吉でしたが、
自動改札に引っかかってお腹を強打してしまったり、
山手線特有の混み具合に翻弄されてしまったり、
満員電車に悩まされている人にとっては、
思わずクスっと笑ってしまうような場面が満載だと思いました!
このエピソードの中では、
紆余曲折ありお仙が電車内にも関わらず服を乱してしまい、
車内の男性が全員骨抜きにされる場面が登場します。
痴漢した男性を警察に突き出してほしいと頼むお仙に対して、
「なんなら私がコネを使ってFBIにっ…!」
というセリフには思わず笑ってしまいました…!
この漫画の一番面白い所は、
現代風の女の子とお仙、寿乃の画風を
「あえて」描き分けている所だと思います!
お仙は男を狂わす魔性の女として描かれていますが、
現代人の私からしてみれば
「これは…美人なのか?」
と思わず戸惑ってしまうほど、画風が江戸時代風なので、
読んでいて、そのシュールさについつい笑ってしまいました!
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江戸モアゼル まとめ
「江戸モアゼル」は二巻まで出ています。
この漫画は、抱腹絶倒するほどに
笑いたいという人におススメしたい漫画でした!
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