山川あいじ先生の
「ちょうちょになる」を読みました。
高校の入学式で一目惚れした原くんへの思いを断ち切れずにいる尚。
そんな時、友達に誘われて行った男子校でしゅうと出会う。
しゅうと楽しい時間を過ごしながら、原への思いも消せない尚。
そして、しゅうにも秘密が・・・。
高校生たちの、子供でも大人でもない恋愛はどうなっていくのでしょう。
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ちょうちょになる のあらすじ
高校の入学式で出会ってから、尚は片思いを継続中。
一度は告白したものの、見事に数秒で断られて、
いまも友達・・・いや友達以下程度の関係。
尚は、まつ毛をバサッとさせた派手な見た目ですが、
原くんの前では大人しくなってしまうような女の子。
原くんは尚とは正反対のような、硬派でクールな印象です。
そんな尚を、友達が男子校に一緒に行こうと誘います。
最初は乗り気ではない尚。
でも、予定もないし、行ってみることに。
そこで出迎えてくれたのは、
軽いノリで尚に「ねらっちゃおっかな~」と言う、
しゅうという男の子たちでした。
しゅうは見た目オシャレで、話すとチャラい、
典型的な遊んでそうな男の子。
私は苦手ですが、尚は警戒しつつも、
悪くないかも・・・と思います。
男子校から帰った夜、さっそくしゅうから遊びの誘いが。
そのスピードにとまどう尚ですが、
しゅうとの時間が楽しく、一緒にいる時間が増えていきます。
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ちょうちょになる のネタバレと感想
そんな時、友達からの、原くんは期待が持てないから、
しゅうくんをキープしておけば・・・
という発言にドキッとします。
原くんを見るとまだドキドキするけど、
しゅうとの時間も楽しい・・・。
尚は自分の気持ちがよくわからなくなります。
ここでは、まだ自分のしゅうへの気持ちが
原くんに対するドキドキとは違うことで、
恋とは思っていないようです。
しかし、しゅうとバイクで出かけた日の帰り、
しゅうに後ろから抱きしめられてしまいます。
もうドッキドキの尚。
抱きしめられた後、初めてしゅうと会う尚は、
しゅうを前より意識します。
それなのに、しゅうの携帯の充電器の裏には、
すきな女の子のプリクラが張ってあることがわかってしまいます。
尚は、好きな人がいると分かっても、
しゅうと会うとドキドキが止まりません。
自分も他に好きな人がいたけれど、
しゅうのことも気になると正直に打ち明けた尚。
しゅうも、同じ気持ちだと答えてくれます。
そして、初めてバイクに乗せたのは尚だと・・・。
男の子の初めてに自分がなるのは、
女子としてはこれ以上ない喜びですね。
これ以外に、高校生の付き合うか付き合わないか、
微妙な時期の恋の話も同時掲載されています。
携帯の充電器の裏に好きな人のプリクラを張る・・・
など、懐かしくて、高校生に戻ったような感覚で読めました。
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ちょうちょになる まとめ
尚の少し派手な化粧、バイクでデートなど時代を感じます。
私は原くんのような硬派が好きなので、
しゅうとの結末は少し残念でしたが、
友達と恋人の間にあるドキドキがとてもリアルに描かれた作品でした。
「ちょうちょうになる」は1巻で完結しています。
この作品は、大人と子供の間の、揺れ動く十代の恋愛が楽しめる作品です!
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