みづほ梨乃先生の
「ショコラの魔法」を読みました。
願いが叶うチョコレートショップを舞台に、
その店を訪れた人々の運命が変わっていくというお話です。
大きくてキラキラした瞳で少女漫画らしい作画とは対照的に、
物語には少しミステリアスなところもあって楽しめました。
物語は一話完結なので、気楽に読むことができてよかったです。
「ショコラの魔法」で検索して下さいね。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
ショコラの魔法 のあらすじ
売りだし中の歌手である阿部まりあ(あべまりあ)は
歌うことが大好きな女の子。
ある日、公園の隅で鼻歌を歌っていると、
不思議な雰囲気の少女に出会います。
その少女・哀川ショコラに
「願いのかなうチョコレート屋ショコラ・ノワール」
の案内をもらったまりあは、
不思議に思ったものの特に気には留めず、
歌番組の収録へ向かいます。
ゴスロリファッションのショコラですが、
見た目は子供でも落ち着いた物腰で
年齢不詳という感じがして印象的でした。
番組ではその週のヒットチャートを発表しており、
まりあは10週連続の1位を獲得します。
ヒットチャートで4位となった先輩歌手の
中洲亜矢(なかすあや)はそんなまりあを妬み、
まりあと人気俳優の早川翔(はやかわしょう)
とのスキャンダルをでっち上げてしまいます。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
ショコラの魔法 のネタバレと感想
そのスキャンダルがもとで
翔のファンからは嫌がらせをされるようになり、
同じ芸能界の仲間からも
白い目で見られるようになってしまったまりあ。
追い詰められたまりあは声が出なくなり、
大好きだった歌も歌えなくなってしまいます。
ここまではかなりハイスピードで
物語が進んでいったという印象ですが、
その分飽きることなく読めました。
無我夢中で助けを求めるまりあは、
気が付くとあるチョコレートショップの前に立っていました。
そのチョコレートショップは
以前不思議な少女・ショコラから案内をもらった
「願いが叶うチョコレート屋ショコラ・ノワール」だったのです。
ショコラに「もう一度歌えるようになりたい」
と願うまりあですが、
その店チョコレートを食べれば願いをかなえることができるが
代償として「何か」を失うと知り・・・。
善い心を持った人間がチョコレートを食べても
大した代償は求められず、
他人を貶める願いなど悪い心を持った人間が食べると
重大な代償を持っていかれてしまうというお話。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら
ショコラの魔法 まとめ
ショコラの「黒き闇に堕ちていきなさい」
というセリフとともに、
いわゆる悪役たちが「美しさ」や「存在そのもの」を
代償として失っていくのは少しゾッとするところもありました。
少女漫画らしいかわいい絵だからこそ、
ミステリアスな部分が際立つ作品でした。
この作品は現在連載中で、14巻まで出ています。
スマホの方はこちら
パソコンの方はこちら